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Athlon 64 X2 6000+ (TDP 89W)
AMDが絶好調だったときに開発された64ビット3.0GHzのデュアルコアCPU。インテルの互換CPUという形でやってきたAMDが、今度は独自に拡張した64ビットの仕組みを逆にインテルに採用させる結果となり、デュアルコア化でもインテルの電力無駄遣いで鈍重なCPUを蹴散らした。

しかしこの優勢は続かず、インテルのCore 2 Duoによりここ一年半ほど分の悪い戦いを強いられている。このAthlon 64 X2 6000+は3.0GHzで動くものの、同じ3.0GHzのCore 2 Duo E6850が長く三万だったのに対してこちらは二万ぐらいで売らざるをえない状況だった。

私が買ったときはDOS/Vパラダイスで16,700円だった。いまはさらに千円値下がりしている。それにひきかえインテルは45nmにシュリンクしてキャッシュを1.5倍にしたE8400を投入しており、差は狭まるどころか広がる一方である。

じゃあなぜ私がわざわざこのAthlonを選んだのかというと、メインマシンとして使うならAthlonの方がレイテンシが低くてキビキビ動くだろうと思ったからだ。それにCore 2 Duoはプチフリと呼ばれる謎の硬直が瞬間的に起こると噂されており、私自身もCore Duoを使っていて気になる処理落ちを感じていた。

まあだからスループットには期待していない。OSにはVistaを使うことにしたので体感の変化も分からない。要するにこの製品がいいのか悪いのかいまいち分からない。一応欠点は今のところ見つかっていない。

AMD780Gと組み合わせると、内臓GPUにも関わらずFFベンチで四千ぐらい出すので十分快適な環境でゲームを遊べる。遊んでみた。ちょっと重く感じたのはやはりGPUが弱いからだろう。よくCPUがカバーしていると思う。

DivXでのエンコード速度がCore Duo T2500 2.0GHzとそんなに変わらなかった。

低消費電力のBEシリーズとか普通のTDP65Wのものと迷ったが、結局中途半端な選択をしてしまったという思いもある。4850eも発表だけされて未だ店頭にないし。このモデルを買ったのは3.0GHzという大台のせいもあるだろうなあ。ゲームもやるかも、と思ってしまったからだろう。未だに90nmで作られているモデルらしい。二次キャッシュが1M×2であるところもポイントになった。

Phenomという選択肢もあったのだけど、コアを四つも使うのはエンコードぐらいだったし、知り合いがPhenomはあんまりいい設計じゃないと言っていたこともあって見送った。Core 2 Quadよりはいいみたいだけどクロックが伸びないし。それに今回はそこまでCPUに金を出さなくても安くていい製品があるのだし。

あと使えるマザーボードのコストパフォーマンスがいいのもSocket AMのいいところ。特にAMD780Gの存在が大きい。AMD790系は知らないけど。
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