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ハロー!モーニング
モーニング娘。やつんくファミリーがレギュラーのバラエティ番組。ミニゲームだけでなくコントもあるのが特徴。中澤裕子が仕切っている。

ヌルいのは承知だが、かわいいので見ている。

特にコントは結構いい線いっているんじゃないだろうか。「ゴマキペンギン物語」は狙いすぎだが、アイドルを使ってコントを作るときの方向性だけは少なくとも間違ってはいない。

コントのメイン「バスが来るまで」は、毎回新趣向がある。各出演者が何人かの役を、たとえばおばあちゃんとその孫、姉と弟、とまったく違う役をやるところもいい。アイドルにやらせるコントとしてはかなり出来がいい。彼女らのアドリブが結構きいている。初期の SMAP×SMAP のコントよりも質がいいんじゃないかと思う。フジテレビの番組でコントを全面に出していたはずの「笑う犬の発見」がクズのような番組に成り下がっている中、コント番組として一番デキがいいと言ってもいい。

この番組が、新メンバーをうまく売り出していこうとしているのには感心する。ミニゲームやコントでちょっとずついいところを見せようとしているあたり。

保田がモーニング娘。を脱退してしまうのだが、コントでの特におばあちゃんキャラの存在感は大きかった。素もそんなに悪くなかったと私は思うのだが、ファンや事務所は結局切り捨ててしまったようだ。新メンバーのキャラがあまり立っていない中、最近のメンバー改編はあまり良い方向にはいかないと思う。

笑いのネタが今の三十代をターゲットにしているのではないかと思えてならない。私にはちょっと知らなかったりハマってこなかったりする。ロリコン層を狙っているのか、それとも単に脚本家がその年代だからだろうか。
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