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ごくせん
やくざの一家のもとで育った女教師が、赴任先の荒れた高校で立ち回る物語らしい。

とりあえず一巻だけ買って読んでみた。まあまあ。大体予想された物語。特に意外性はない。それなりに面白いし、友達が全巻持ってたらたぶん全部借りると思う。だけど、自分で買いそろえるほどでもない。

主人公はそれなりに魅力的だけど、特別な何かを感じない。各登場人物も、設定をきっちり押さえたという以上のものを感じない。同じ作者の「研修医なな子」の主人公なな子の方が絵的に魅力的だった。双方ともあまり記憶に残りそうもないが。

なぜそこそこになってしまったのか、軽く分析してみるのも面白いと思う。まず、この手の物語でありがちなこととして、主人公の正体がバレそうになることへのドキドキ感がない。多分やくざ一家の孫だということがバレてもあの性格の主人公だからどうってことないと思うことだろう。それなのに、わざわざ正体を探ろうとする美少年を配しているところがよくわからない。また、この少年との恋愛物語に発展する気配もない。

一巻までのところで、主人公の女教師が不良の一人でも更生させるエピソードが全くない。一人助けただけか? 感動の物語もなし。ただただ飄々とした主人公が立ち回ってるだけ。アンチ物語か? わざとらしい物語や主人公というのも腹が立つだろうが、ここまであっさりしているのもなんだか…。

書いているうちに、作者がこの作品をどうしたいのかが気になってきた。うーん。かといってそんな理由で買い進めるのもなぁ。
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