Windows XP Media Center Edition 2005 用ロールアップ修正プログラム2 |
XBOX360との連携機能を中心とした更新なのだが、修復インストールするとこの更新が確実に失敗する。こんな一般的なケースでなぜいまだにMicrosoft Updateによる解決策が用意されていないのだろうか。
ネットで調べてみたところ、マイクロソフトのサポートに問い合わせたjibitaさんという人が、こんな解決策を書き込んでいた。
1. パッチ本体のexeに/Xオプションをつけて起動する。これにより、複数のパッチを指定したフォルダに展開できる。
2. 一つ一つパッチを実行し、エラーとなったパッチがあったらWindowsフォルダ内に作られるログファイル(KBxxxxxx.logという名前)を調べ、失敗の原因となった別のパッチを特定する。
3. 2で特定したパッチをアンインストールする。ただしこれによりWindowsが最悪起動できなくなる可能性もあるとのこと。
4. パッチ本体をもう一度適用する。
私の場合は、DirectShowについてのパッチがMigrationできなかったことが原因だったので、こいつをアンインストールしてからやりなおしたところ、すんなりうまくいった。再び Microsoft Updateを実行すればこの問題のパッチのほうも入れなおすことが出来る。要は順番ということになる。
たったこれだけのことを、Microsoft Update になぜ組み込めないのだろうか。
大したパッチじゃないとは思うが、バグフィクスも含んでいるだろうし、最近のパッチは最新のパッチが当たっていることを前提に次のパッチが出てくるので、これ一つ適用に失敗すると影響が大きいんじゃないかと不安になる。これが購入価格約一万五千円の製品なのだから腹立たしい。OEM版だから個別の対応なんかないことは分かっているが、技術情報ぐらい乗せるのは当然だろう。
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