BOY'S COLOR |
日本の不良系ロックバンド氣志團のメジャー二枚目のアルバム。彼らを一躍有名にした曲One Night Carnivalを含んでいる。
わりと普通に聞けた。なぜか吉幾三を思い出した。
それはいいのだけど、これコピーコントロールCDだった。買う前にチェックしたはずなのだけど、裏面下部に小さく「このCDはコピーコントロールCDです」と書かれてある。失敗した。
最初に再生しようとしたとき、なぜかまったく再生できなかった。改めて時間を置いて再生しようとしたらうまくいった。このときPCで自動再生時に変なプレイヤーソフトが問答無用でインストールされた。アンチウイルスソフトも動かなかった。なぜ最初に再生しようとしたときに再生できなかったのかわかった。PCのOSがVistaだったからだろう。
ジャケットの裏面下部の説明の中にこのような記述がある。
「Windowsでは専用圧縮ファイルの再生となります」
もはやCDですらない。しかもプレイヤーの表示によるとたった48kbpsだ。外付けの安いスピーカーで聞くことしか想定してないんじゃないだろうか。周波数はCDと同じ44khzらしいけど。どの形式で圧縮されているのか知らないが、MP3でCDとほぼ同等にするなら128〜160kbpsほど必要だし、ATRAC3とかWindows Media Audioでも100kbps近くは必要とされるはずだから、テープぐらいの音質しかないんじゃないだろうか。いまちょっと調べたら、着うたフルで採用されているHE-AACというコーデックなら48kbpsでもポップなどであれば実質CDと同等の音質が得られるらしい。にわかに信じられない圧縮率だが、3GHzのデュアルコアCPUで負荷が50%以上掛かる激重ぶりからするとあるいはと思う。
ブックオフで750円で買った私でも怒る権利は十分にあるだろう。iPodなどのデジタルな携帯プレイヤーで聴くことができない上に、今後Windows Vista以降やLinuxやMacがメジャーになったらPCで聴くことが出来なくなる。なおかつ聴けても音質が悪い。普通のCDプレイヤーで再生すればいいのかもしれないが、機器に悪影響が出る可能性がある。
レコード会社は既に実質デジタルメディア全盛となった今、DRMでもなんでもつけていいからいつでも好きな形式でダウンロードできるようにすべきではないか。私たちはCDというハードウェア以前に音楽というソフトウェアを買っているのだから、紛失とか機器の進歩に伴い、実費で再入手できなければおかしいと思う。
ところで着うたフルなんて一曲210〜420円+パケット料が掛かるボッタクリ価格なのにユーザーはほいほい買っているらしい。手軽さがウケているそうなので一応そういうビジネスということなのかもしれないが、海外のiTunes Storeの一曲0.99〜1.29ドルなんかと比べるとアホらしくなってくる(日本は150〜200円らしい)。
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