サラリーマン生態学 |
経済関係の小説家の幸田真音が、自身のサラリーマン経験をもとに今の日本の企業やサラリーマンを見るエッセイみたいな感じ。
今回は、幸田真音が外資系企業にいたころにデリバティブの走りみたいなものを売って歩いたときのこと。それを見た日本の大手企業が、すぐにマネして類似製品を作り上げて、たちまち売り切ったらしい。それを見て、マネしやがって、ということよりも、マネた上に日本向けに細かくアレンジしているのを見て称賛の気持ちが起きたと言っている。そのころと比べて今の日本企業の活力のなさは…と結んでいるのも好印象。
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