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金○先生ならばこう言うだろう。

 えー、人という字は、支え合って生きてるんだよ。

とんだ間違いを教える教師もいるもんである。じゃあ金○の「八」は支え合うのをやめて離れ離れになってんのかよ、と言ってやりたい。
…と言い切ってしまおう。

一見してわかる通り、一人で立っている象形なので、支え合わずとも一人で立てるのが人だ。だいたい、2人いたら「人」じゃなくて「仁」じゃないか。

もっとも、「人」の1画目はもともと腕らしいので、左右の足を描いた文字ではない。なんとなく「人」がずかずか歩いてる象形で、「大」が寝転がってる象形だと思っていたが、違うのよね。「大」は両手を広げて立ってるの。もちろん一人で。そんで「士」は…(略)

補足すると、ずっと孤独に一人で立ってろってわけじゃなくて、「人」という字には昔は仲間とか隣人みたいな親愛の意味があったらしい。
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