DACとして使う |
Pioneer の CD プレイヤー PD-HL5 のデジタル出力を、UA-3 のデジタル入力に入れて、UA-3 のアナログ出力を プリメインアンプ marantz PM8100SA に入れて、スピーカー B&W CDM1NT で再生させてみた。
PD-HL5 のアナログ出力と聞き比べてみたが、違いが実に微妙で分かりにくい。PD-HL5 のアナログ出力の方が奥行きがある気がするが、思ったより差はなかった。
PD-HL5 やパイオニアの他の CD プレイヤーは、デジタル信号をアナログ信号に変換する DAC が非常にまろやか、悪く言えば音質をいじっているみたいである。DENON の CD プレイヤーなどはキンキンするぐらい忠実に再現する一方で長時間の鑑賞は疲れるらしい。
UA-3 も HL5 も大体似たような音になったので、UA-3 が PC 用だからといって DENON のように忠実な再生をするわけではなく、耳にやさしい自然な音にしてしまうみたいである。
音質が多少悪くても特徴のある音を期待していたので、その点においては期待はずれだった。だが、5万円の CD プレイヤーの DAC とそんなに思ったほど違いがなかったこともまた予想外であり、複雑な気分である。
ちなみに、Pioneer の CD プレイヤーの HL5 より上位のものに PD-HS7 があるが、こいつにはデジタル入力があり、たとえばパソコンのサウンドカードからのデジタル出力を入力することができる。HL5 との差額は二万円くらいなので、こっちを買っておけば良かったと少し後悔。
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