評 review の RSS
評 review の静的版 とその ziptar.gz
表 top
評 reviews
称 about us

評への評の作成

あなたの名前 
あなたのメール 
 未登録またはログインしないままで評を書くと、その評は登録者によって書き換えられたり、準管理者によって削除されたりする可能性があります。 
フリーズ・ミー
高校生の頃に三人組にレイプされたことのある女性が、平穏に暮らしてところへまたその三人組が次々とあらわれ、次々と対処していく話。

主演は井上晴美。とにかくエッチ。引き締まった肉体に、短髪に近いショートヘア。R-15指定だが、ヘタなエロビデオよりも立つ。

三人組を演じるのが、竹中直人、鶴見伸吾、北村一輝と非常に豪華。竹中直人は相変わらずというか、もう予定調和と言っていいくらいにいつもと同じ怪人物を演じている(いつもって秀吉のことじゃないよ)。一番良かったのは鶴見伸吾の酔っぱらい。いるいる。北村一輝は、小林よしのり編集「わしズム」にイチオシ評があったので注目したが、この作品ではそんなにハジケていなかった。

だけど、作品としてはあまり面白くなかった。井上晴美のエロい裸身を鑑賞するくらいの意味しかない。あと、テレビ放映での話だが、ダイナミックレンジが広すぎて、小声でのつぶやきが聞こえにくい。時々聞き取れるセリフがしょーもなくてガッカリ。

この映画のことを調べていたら、こんな評を見つけた。

映画瓦版 - フリーズ・ミー
http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/00/00040502.html

石井隆監督は、レイプされた女性をよく出すそうだが、そういう女性を「汚れた女」としてしか描かず、嫌いだと言っている。

なるほど。たしかにその通りだ。しかし、負の過去をひきずった人間の輝きと言おうか、精一杯生きようとするエネルギー、しかもその努力が無残にも打ち砕かれる様というのは、崇拝したくなるほどの美を私は感じる。このような危ない美を描きたかったのだろう。
題名*
 コメントを一言で要約して題をつけて入力してください。 
中身*
 必ず日本語を入れてください(SPAM対策)。 
 コメントを書いてください。 
評価 *
 この事物に明確な評価を与えてください。現在のところ 最高(+50) 傑作(+30) まあまあ(+10) いまいち(-10) 駄作(-30) 最低(-50) の六段階評価となっています。0 つまり平凡だという評価を下すことはできませんが、省略することもできます。 


確認画面(プレビュー)があります

Copyright © manuke.com 2002-2024 All rights reserved.