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桜の木の下
日本の女性歌手 aiko の二枚目のアルバム。アップテンポでこれだけいい曲が多く収録されている嬉しいアルバム。バラードも「カブトムシ」が含まれ文句なし。

最初の「愛の病」でガツンときた。この不思議なメロディ。歌としての難易度はそれほど高くなさそうだが、ちゃんと歌いこなしている。声にも色艶があって実にいい。

二曲目の「花火」もこれまたいい。アップテンポで元気がいい曲。コーラスのあるサビがいい。ちょっとだけなぜか切ない感じのする歌詞もいい味を出している。

三曲目「桜の時」は昔コマーシャルに流れていたこともあって耳に残っていたので、改めて聞くとますますいい感じ。サビの不思議で絶妙なコーラスが最高。

その後も捨て曲はなく、どれもそれなりにいい。普通ならシングルになってもいい曲が続く。特に Power of Love はとてもテンションが高くて元気がいい。歌詞どおり、本当に Power を分けてもらった気になれる。

ちょっと誉めすぎ?

カブトムシは、ちょっと作りすぎな感じがするけど、普通に流して聞けばよい曲だと思える。自分をカブトムシに喩えるところには非常にセンスを感じる。あとの歌詞はわざとらしいけど、この優れた喩えで大体許せる。ただし、ボーナストラックまで一つのトラックに納まっているのが困る。

まあ人には好みがそれぞれあるわけだから、誰にでも薦められるわけではないけど、ガールポップ好きには文句なくこれを一番に薦める。ほかの歌手でもいいアルバムはあるけど、このアルバムは間口が広いし完成度も高い。

いま見てみたら、四枚目のアルバムがもう一週間もしないうちに出るらしい。なんかこういうタイミングでレビューを書くのっていかにもわざとらしいけど、ニューアルバムはいまのところ薦めない。三枚目の「夏服」が私はどうもいまいちだったから。生声を強調しすぎたマスタリング、全体的に完成度の落ちた曲。シングル曲以外の曲にあまり力が感じられない。
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