45-241-026 (液晶モニタ用LXデスクマントLCDアーム) |
液晶モニタを付属スタンドではなくいくつかの関節を持った金属製のポールで支える、通称アームと呼ばれる機器。ネットで半ば定番となっているモデル。
タブレットコンピュータの新しいiPadを買ってベッドで寝っ転がりながら電子書籍を読んだりネットサーフィンしたりしていたら、マシン性能には十二分に満足したものの体の姿勢的に思ったほど快適じゃなかった。七百グラム以上あるので手でずっと支えるのは無理がある。
そこでふと思ったのだが、普通の液晶モニタをベッドに覆いかぶさるように配置できないものだろうか?そうだ、液晶モニタ用のアームというものがあるじゃないか。これならクネクネと曲げて望みの位置に液晶モニタを固定できるのではないか?
そう思ってヨドバシカメラで物色してみたのだが、思ったより高い。ヘタすると液晶モニタより高い。っていうか現に高かった。NTT-Xという格安掘り出し物のサーバなどが時折売られることで有名なネット通販サイトで買ったI-Oデータの23インチのモニタが12,980円だったのに対して、私が最終的に選んだこの液晶モニタ用アームは13,000円だった。まあヨドバシカメラの通販で買ったからポイント10%ついたんだけど。しかもこれでもだいぶ安くなっているらしい。
当初私はこの液晶モニタ用アームというものにそんなに大した機能は期待はしていなかった。関節部にネジみたいなものがついていて、望む位置に固定できる、ぐらいのものかと思っていた。ところが実際に使ってみて驚いた。アーム内部にバネが入っていて、常に張力が働いており、張力を液晶モニタの自重とつりあうように調整しておくと、ネジなんて使わずに液晶モニタを好きな高さに固定できるのだ。
私の部屋はベッドを横に降りたところに机があるので、ベッドに寝転んだときに最適な位置に移動させたり、机に座っているときに机の左側を向くと見れるようなところに移動させたりできるようになった。ちょうど目の高さに固定できるのが素晴らしい。モニタを空中の好きな位置に配置できる。
ただし、最初考えていたような、寝っ転がったときに真上にモニタを置くような使い方はできなかった。このアームには関節がいくつもあるのだけれど、モニタを下に向かせることは出来ないようになっていた。上に向かせることは出来るのだけど。たぶんモニタが自重で勝手に下に向くのを防ぐためだと思う。この使い方にはまだ未練があるので、いずれまた何か他にやりようがないか考えてみたいと思う。
カタログスペックを見ると3.1kgから9.1kgまでのモニタに対応している。下限があるのはバネの張力のためだと思う。24インチのモニタならハイエンドの重いやつでも8kgぐらいなので十分使える。27インチ以上だとものによっては危ないかも。また、クランプ(万力)で机というか横板にはさんで固定するようになっているので、ある程度上部な机が必要になる。板の厚さは割と幅広く対応しているので問題ないと思うが、固定のために多少の奥行きが必要になるので注意がいる。アーム自体の対加重のほかに、土台の板が重さに耐えられなければならないのでその点も気をつけなければならない。
安いアームを買うと、バネの張力なんていう機構がなく、単に固定するだけのものになってしまう。モニタを頻繁に移動させる必要がないのであれば安いアームでもいいと思うけれど、安いアームといってもやはりそれなりの値段はしてしまうのでよく考えたほうがいいと思う。たとえあまり動かさなくてもこの動かせるやつを買ったほうが満足感が高いんじゃないかと思う。大きな店に行けば触って試せる。あ、私も最初はヨドバシの店頭で見たのだけど、色々悩んで結局その場では買わず、最終的にヨドバシのネット通販で買ってしまった。ボーッと立っていたら店員さんがやってきてにこやかに説明してくれたんだけど、悪いことをしてしまったか。同じ店なんだけどきっとこの売り上げは無関係なんだろうな。
もっと早くこの製品に出会いたかった。液晶モニタ用アームの存在自体はずいぶん前から知っていたのだけど、付属スタンドで十分じゃん、なんでこんな高いものをわざわざ買うんだ、と思っていた。
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