UW IMAP |
メールを読むときのプロトコルIMAPのサーバを、プロトコルを作ってる人々が実装したもの。プロトコル準拠度が高いということで評判がよいようだ。
実際に導入してみると、インストールがめんどくさい。というのも、ドキュメントにある設定ファイルを読んでくれず、設定するためにはコンパイルするときにソースの一部を変更する必要があるのだ。ということでユーザに対する使い勝手は非常に悪い。ユーザごとにメールフォルダの設定を変えることも難しい。
これはどういうことかというと、ドキュメントには~/.imaprcとかに設定をいろいろ書けばいいようなよくないような記述もあるが、実際にやってみるとできなかった。ソースとドキュメントをよく見ると、ファイルの最初にこう書かなければ設定ファイルとは認識しないらしい。
I accept the risk for IMAP toolkit 4.1.\n
おいおい。あと書き方も、if(!strcmp(s, "set xxxxx"))のように書いているのでスペースを一つに限定されちゃったりする。で、がんばって読み込ませてみて、実際にやりたい設定にできたかというとそうでもなく、ソースを変更したほうが設定しやすいという…。まあそんなこんなで、とりあえずソースを変更してコンパイルするのが吉ということらしい。
IMAPは会社のメールは会社に置いておきたいノートPC持ち込み会社員や、Windows専用のメール(添付のExcelファイルの内容が全て、のような)をよく受け取ってしまうUnixユーザにとっては非常に便利なものである。
また、PHPにIMAPのモジュールがあったりするので、Webメール的なメーラからもメールボックスを共有できちゃうのだ。
仕事のメール(添付ファイル炸裂しまくり)がノートPCのディスク容量をけっこう食っていたが消し去るわけにもいかずサーバに捨てたかっただけ、というのは内緒だ。 |
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