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RADEON 9100
nVidia と共に現在の二強グラフィックチップメーカーとなっている ATI Technologies の最新ラインナップである RADEON 9xxx シリーズのなかの廉価チップ。その中身は実は 8xxx シリーズのパフォーマンスチップ RADEON 8500 らしい。

9000 は新設計チップの廉価版なのに対して、9100 は 8500 をそのまま使っているため、最新の機能は持たないもののパフォーマンスは大体 1.5倍くらいあるらしい。2ちゃんねるの低価格グラフィックカードスレでも一番人気を誇る。ちなみに低価格グラフィックカードとは一万円以下のものを指すのが一般的。

自分が試してみた限りでは、GeForce2 MX4200 と GeForce4 Ti4200 のちょうど中間やや高い性能だった。とはいっても測ったのは FFXI Official Benchmark だけだ。今の私はこのゲームでの性能にしか興味はない。

私が買ったのは、Xia という怪しいメーカーの製品だった。9,400円と安かった。箱の表にあった写真には、このカードがロープロファイルに対応してるようなデザインだったので、期待して中をあけてみたら案の定ロープロのブラケットが二つ入っていた。

意外なことに中には完全日本語マニュアルが入っていた。これはとても珍しいことだ。不思議に思ったので調べてみたら、Xia の正体はどうやら台湾有名大手メーカー AOpen のブランドらしい。AOpen のカードというと私なんかはちょっと値段が崩れている印象があるので、ここらでブランドを確立しようと新しくやりなおしたのかもしれない。外箱もシックなつや消しグレーで悪くない。

Athlon/Pentiun4 の 2000 以上に RADEON 9100 を組み合わせると、Final Fantasy XI をやる上でとても快適になると開発元のスクウェアが公式に認めているスコア 4000 に到達するだろう。私は Athlon MP 2000+ でギリギリ到達した。互換チップで性能がいまいちのだったりするとダメかも。

スコアを上げるには CPU と VGA の性能を上げる方法がある。CPU を優先するならば、この程度の廉価な VGA を買っても 4000 くらいにはなるということだ。

ちなみに知り合いで Pentium4 1.6GHz(古いコア) + RADEON 9000PRO でやっている人に聞いたら 3000 ぐらいだったらしい。Pentium !!! の直系っぽい Banias コアの Pentium M 1.3GHz + Mobility RADEON 9000 だとノートブックなのになんと 4000 いくらしい。

RADEON 9000 と 9100 を比べたとき、9000 の利点としては、新コアの廉価版だけあって発熱が少なく、ファンレスのカードもあるようだ。それに対して 9100 は旧コアのパフォーマンスモデルなのでそれなりの発熱があるのだろう。

ちょっと割高な GeForce4 Ti4200 に対して、各社がそれなりの性能を持つ廉価チップを出しているが、どれも性能は今一つだ。しかしその中でも、半分の値段でそれなりの性能を持ったこの RADEON 9100 (9000/9000PROも)には、それなりの需要があるだろう。

最後に、各社から三月に新チップが発表されているが、もっともっとグラフィックカードが高性能になっていってほしい。いまの倍の性能を持ったカードが同じ価格で買えるようになるのが二三年後だと思うとじれったくてしょうがない。早く高解像度のエフェクトゴテゴテで Final Fantasy XI をあそばせてほしい。
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