Realforce 101 |
静電容量無接点方式という仕組みをとった高級キーボード。接点に接触させるまでもなくキーを打つことができるため、疲れにくく、耐久性があり信頼性も高い。
久しぶりに昔行きつけてた中華料理屋に食べに行こうと秋葉原に行ってみたはいいが、その店が既に潰れていて落胆、そのままの足で電気街へ。適当に店を回るも、ゲームしかやっていない私にとって魅力的な製品はなく、かといって手ぶらで帰るのもなんだったので、クレバリーのキーボードが充実している店に入って物色してみた。
店で試し打ちしてみたところ、少しだけピンときた。でも普段だったらスルーしていただろう。今回はなんとなく買う気があったから買ったのだと思う。17,800円をキーボードにつぎこむなど、よほどのことがない限り考えられない。
家に帰ってから実際にマシンにつなげてみた。これはすごい。おどろいた。店で試し打ちしたときは、普通のキーボードと同じ感覚で打っていたのだが、このキーボードは軽い軽い。ここまで押さないとキーを押下したことにならない、という常識に縛られていたのだ。このキーボードは、押下までのストロークが絶妙なまでに軽い。押し返してくるバネの強さもちょうどいい。最高に快適なタイピングができる。
ちょうどコンデンサーマイクと同じような原理を使っているのだと思う。微妙な動きで電極を動かし、その動きから電気信号を直接作る。まあテキトーな想像なので聞き流してほしい。
私がこれまでメインマシンで使っていたミネベアのキーボードも快適だったのだが、今回のこれと比べるとどうしても重く感じる。おそらく、これを使い続けるとそのうちこのキーボードに合った打ち方をするようになってさらに打鍵が早くなるのではないかと思う。
マウスよりキーボードを使う人は買うべきだと思う。五千円のマウスが買えて、このキーボードが買えないなんてことはないはずだ。ただし、打鍵しているうちに手が疲れたと感じたことのある人にしか真価は分からないかもしれない。
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