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Core Duo T2500
近年CPUの分野でAMDの猛追を受けていた半導体業界の雄・インテルが復活を掛けて開発したCPUの第一弾。効率の悪いNetburstアーキテクチャのPentium 4シリーズを捨て、イスラエルの設計チームによるPentium Mをベースにまったく新しいアーキテクチャとして開発された。また、メインストリームでいきなりデュアルコアを持ってきたターニングポイント的な製品でもある。

私はこの製品が出るやただちに買った。やたら熱を出すCPUを捨て、既にモバイルプロセッサとファンレスVGAなどでシステムを組んでいた私には当然の選択だった。メインマシンとして使うのだから金を惜しまず五万五千円ほど出して買った。2006年4月上旬のことだ。

ところが8月だっただろうか。インテルは例を見ない早さで次のCore 2 Duoを出してきた。さらにアーキテクチャは改良され、同クロックで大体1.2倍ほど速く、しかも64ビットで動く。こちらはデスクトップ版なので消費電力が倍でその分クロックが高くなっている。値段は比べにくかったが、ここ最近になってモバイル版も出たのではっきりした。値段はほとんど変わらない。

読み違えた。AMD Athlon 64 など最近のCPU製品はあまりパフォーマンスが上がっていなかったので、今後もそういうことはあるまいと思っていたのだ。

私が買った Core Duo T2500 はいまのところ二万円ほどの値下がりだが、これより一つ上のグレードである T2600 は最近の特売でなんと五万円ほど値下がりしていたらしい。T2500よりも低い値段で投げ売られていたそうだ。さらに昔のPentium Mまでなかなか値崩れしなかったことを考えると、今回のCore Duoの値崩れは異常だと思う。まあ高グレード製品ほど急激に値下がりするものなので仕方ない面もある。

なんでも初物買いは怖いなと思った。これからは各パーツ二万円以内に納めようと思った。でも最近はVGAが気になるんだよなあ。三万とか四万ぐらいのVGAを買ってしまいそうで怖い。

おっと、性能についてなんにも書いてないな。値段相応。この一言に尽きると思う。64ビットが使えないこと、Core 2 Duo (Meromのほう)と同クロックで1.2倍程度の差があることを考えて、投げ売られているのを見つけたら買ってもいいんじゃないかとは思うが、Vistaも出ることだし32ビットオンリーのミドルエンドCPUに価値を見出しにくい。このCPUが使えるマザー全般の安定性が低いと言われているので、よく考えたほうがいい。

多分ちゃんとデュアルで動いている。当たり前か。体感しにくいところなので地味に効いているはずとしか言いようがない。あ、DivXエンコードはそれなりに速い。エンコード中も意識せずに他のことが出来る。あ、設定によっては動画がカクカクすることがあるが、それは最近DivXのcodecをダウングレードした影響で、CPU負荷の設定がいまいちになっているからだと思う。

本当は Athlon X2 と比較したいところだけど、私は持っていないのでよく分からない。
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