Terrarium |
マイクロソフトがいま売り出そうとしている Microsoft .NET の Framework で動く AI ゲーム。このプラットフォームを広めるためには、プログラマが参加する頭を使ったゲームが良いということだろう。
起動すると、地面が出てくる。しばらくすると、peer to peer でつながる色々な人のところから、生物が転送されてくる。そうこうしているうちに、生存競争が目の前で展開されていくのだ。ネットワーク上には、ゲームをプレイしている人の数だけ地面があり、その地面同士はふらふらと地面を動く地球っぽいマークに吸収されてテレポートされたりテレポートしてきたりする。
生き物には大きくわけて、食べられながらも繁殖していく植物、植物を食べる草食動物、草食動物を食べる肉食動物がいる。これらの動物は、dll の形になっている。Visual Basic .NET や C# でこの生物 dll を簡単に作ることができる。他人の作った生物がこちらにやってくるときは dll ごとやってくるのだろう。CORBA や DCOM みたいなネットワークコンポーネント技術のデモンストレーションという側面がある。
私は昨日ダウンロードして遊び始めた。160MB くらいある Microsoft .NET Framework SDK がフリーでダウンロードできて、これだけでも最低限の開発ができる。ただしこのキットには統合環境が入っていないので、コマンドラインからコンパイラを動かすことになる。最初はどうやって開発するのか分からなかったが、ウェブ上も含めて豊富なドキュメントがあり、読んでいくと必ず分かる。私は肝心の dll の作成方法が最初わからず混乱し、試行錯誤をしながらやっとうまくいったのだが、よく調べてみたらウェブ上にあっさり説明があった。
私の地面には草食動物がさかんに増えていった。肉食動物もたまにやってくるが、あまり定着しないようだ。調べていくと、どうやらこのゲームは草食動物が有利のようなのであるが、なんだか腹立たしくなったので私は肉食動物を作ってみることにした。
各種類ごとに肉食動物などのテンプレートが用意されているので、ちょいちょいと手を加えるだけで最初の動物は完成する。ただし相当バカだし欠陥もあるので大胆に作り変えたほうがいいだろう。クラスライブラリのリファレンスも整っているので、時間さえあれば大体わかる。
開発言語には C# を使うことが推奨されているみたいなので、ゲームに飽きるころにはきっとあなたも C# 使いになってるだろう。…ってそれが狙いか!
私のいまの肉食動物は、障害物をよけれないので、いま必死にコードを書いているところである。結構面倒なのが難点。障害物をよけなくても肉食動物は作れるのだが、初めてなら草食動物のほうがいいかも。
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