スリムCDをスタンダードIDEに変換するアダプタ |
ノート用 CD-ROM ドライブを普通の ATAPI(IDE) に変換するアダプタ。泣く子も黙る、玄人志向のキワモノシリーズ。1,480円。
ことの発端は、VIA Eden という超小型マザーボードに超小型ケースを組み合わせてマシンを組みたいな、と考えていたことからだった。超小型ケースにはノート用 CD-ROM ドライブしか入らない。しかしノート用は高価だ。
しかし、たまに怪しいパーツが路上で大安売りされる「あぷあぷ2」で発見してしまったのだ。TEAC製のバルクのノート用 CD-ROM ドライブを。1,980円。格安だ。
格安なので確保しても良かったのだが、そこでふと考えた。超小型ケースでマシンを組むかどうかは分からないのに、ここでノート用 CD-ROM ドライブを買っちゃってもいいのだろうか。買うとして、いつ買うか分からないのに、いま買ってもいいのだろうか。初期不良なら一週間以内の交換期限がある。ノート用 CD-ROM ドライブなんてどうやって動作確認するんだ。
そこでいったん店をあとにし、色々な店をまわった。ぷらっとホームに寄ったところ、この玄人志向のアダプタをはじめ、類似製品がいくつかあったのを発見した。これさえあれば、動作確認ができる…。
しかし冷静に考えると、動作確認のためだけに 1,480円は無駄だ。むしろ 1,980円でバクチしたほうがいい。しかしやはり不安だ。どうしようか考えたあげく、壊れた VAIO ノートの内蔵 CD-ROM ドライブが、これと同じコネクタをしていることに気がついた。なんだ、このコネクタは汎用品だったのか。いや似て非なるものかもしれない。まあ多分大丈夫だろう。
というわけで、VAIO ノートの内蔵 CD-ROM ドライブの再利用という目的を得ることができたので、買ってしまった。
ここで冷静に考えたら、なんだノート用 CD-ROM ドライブは既にもっているんじゃん。だったらあぷあぷ2で TEAC製のバルクドライブを買う必要はないな。と考えが及んでもいいはずなのだが、そういうことはそのとき思いもしなかった。
購入後、寄り道をしながらあぷあぷ2 に戻ってきてみると、店員が閉店作業中だった。路上には何も残っていない。DELL から流出したとかいうジャンクマザーだとかのあやしい商品はすでに片づけられたあとだった。
まあこんなこともあるかと、家に帰って VAIO ノートの内蔵 CD-ROM をもってきて取り付けてみた。シュイーンシャコシャコと懐かしい音がした。ちゃんと動いた。まあ、1,480円で CD-ROM ドライブを手に入れたと思えば…。
変換コネクタのたぐいは意外に金がかかる。ノートパソコン用の 2.5インチハードディスクを 3.5インチの普通のやつに変換するコネクタも、マウンタとセットのやつだと千数百円くらいする。私がかつて若松通商で買った IBM の 1.6GB のハードディスクなんか 1,780円くらいで買ったやつなので、コネクタとマウンタだけで同じくらいの値段になってしまう。あぷあぷ2 には、普通の CD-ROM ドライブの中古が最安値で千円で売っていた。変換しなくても安いのを買えばいいのだ。
まあ、結局のところ、最後は遊び心ということになる。
そうそう、超小型ケースには、これと似たような変換アダプタがついてくるそうだ。だから、超小型ケースでマシンを組むときにはこいつは買う必要がない。
ちなみに、この変換アダプタにはマウンタがついていない。従って、5インチベイに取り付けることは無理だ。じゃあどうやってドライブを固定しろというのか。そのへんが、玄人志向の誇る「キワモノシリーズ」たるゆえんだろう。
マウンタつきのは、白い箱に入ったどこが作ったのか分からない製品が 2,980円で売っていた。さすがに割高すぎるので買わなかった。いや、買っても良かったのだが、本当にこのマウンタで固定できるのか半信半疑いや完全に疑っていた。というのは、マウンタの形があきらかにでっぱりすぎているように思えたからだ。しかし家に帰って実際にノート用 CD-ROM ドライブを見てみて納得した。ボディのヘリでものすごく薄い部分があって、そこにピッタリはまってネジまで取り付けられるようになっていたのだった。
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