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MT-PRO700
星野金属工業が一番最初に売り出した Micro ATX 用の自作マシンケースの初代版。かなり昔に発売されたもので、長いこと使い続けているのだが、今に至って怒りがフツフツと沸いてきたのでレビューする。

結論から言うと、電源の交換ができなかった。DELTA製の 150W の SFX 電源を使っているのだが、昨日ちょっと調子悪くなっていたので電源を交換しようと思ってつけかえようとしたら、背面のパネルにあけられたコンセント用の穴の位置がズレていた。おかげでパネルと電源が接触せず、ネジがとまらない。

彼らは製品を作るにあたって、規格というものを一切考えないのだろうか。コンセントの穴の位置などというものが規格でおそらく決まってはいないという事実を知っていたのだろうか。付属させる電源がたまたまこうだったからという理由で、決めうちで作っていいのだろうか。ましてやこのケースは 27,980円もした高級ケースなのにだ。メーカーの志向として、たとえ電源が死んでも、丈夫なアルミのボディは十年くらいは持つ、そういうものではないのか。

しかも怒りは DELTA にも向けられる。私はこのケースの電源がへたることを考えて、同型番の電源をあえて購入してとっておいていた。それなのにだ。マイナーバージョンアップぐらいでコンセントの穴の位置を変えるなと。

というわけで、星野金属工業のケースは MT-PRO1100W に続いて MT-PRO700 もダメダメだということが分かった。MT-PRO1000 も買ってるので、これについても不安がなくもない。とにかく、こんなダメなメーカーから根拠のないブランド志向で三台も買ってしまった私は、プラダのバッグを二つ三つ買う女と同類なんじゃないかと自嘲する。

とはいえ、この欠陥が見つかるまでは、私はこのケースを最高に近い完成度だと思っていた。きわめて造りがいいし、デザインもわりと幅広く好みにあう。そのうえ凡百の小型ケースよりも小型ときた。DELTAの電源も、Athlon 1.2GHz さえ駆動させてしまうほど優秀だった。…あ、負荷掛けすぎたかな?あいにく後継機種で大型電源を積んだ方には触手が伸びなかったのは、ややケースが大型になりバランスも微妙に不恰好になったからだ。

MT-PRO1100W の項でも書いたように、星野金属工業は言い訳のような釈明をしつつも徐々にユーザーからの不満の声を受け入れ改良しているそうだから、次また人目をひくようなものが発売されたらまた買ってしまうかもしれない。
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