評 review の RSS
評 review の静的版 とその ziptar.gz
表 top
評 reviews
称 about us

イメージの作成

あなたの名前 
あなたのメール 
 未登録またはログインしないままで評を書くと、その評は登録者によって書き換えられたり、準管理者によって削除されたりする可能性があります。 
この世界がゲームだと俺だけが知っている 5巻まで
無数のバグが放置されているバーチャルリアリティ型ロールプレイングゲーム通称「猫耳猫」をプレイするのがなんだかんだ言いながら好きだった相良操麻だったが、ふとしたことで自分自身がゲームの中の世界へと転送されてしまい、バグまみれの不条理な世界で生き残るために冒険する。ネット小説が原作のコミックス。

よく一緒に会社の愚痴を言い合う同僚とネット小説の話になり、なにがおもしろかったのか勧めあったところこの作品が挙がったので、コミカライズされているこれをまず読んでみることにした。正直いまいちだった。

架空のVRゲームをうまく攻略していくという点で言えば「シャングリラ・フロンティア」(原作:硬梨菜 漫画:不二涼介)に似ているのだけど、こっちはバグまみれのクソゲーなのでとんでもないイベントをふざけた攻略法で乗り越えていく。

開発側の手抜きを利用して序盤から強力な武器を手に入れたり、バグを利用して敵をなぎ倒したり、抜け道を利用してイベントをあっさりクリアしたりする。教会の懺悔室の壁を利用して延々と壁にぶつかってスキルを鍛えていると、それをシスターのマリエールさんがじっと見つめてくるという通称「マリみて道場」には笑った。

ヒロインもなにげにかわいい。通称トレインちゃんというプレイヤーが地道に敵を倒しすぎると出てくる女の子がいて、強い敵に追いかけられながらプレイヤーのもとに逃げてきて敵をなすりつけてくる。しかたなく助けるとなつかれて仲間になれと迫ってくる。ぼっち(孤独)でさみしがりやだけど知らないうちに周りに迷惑をふりまく。

他にもいろんなキャラが出てきて、リザードマンの商人とか宿屋のおやじとかみんないい人なのだけど、すっとぼけてさりげないおせっかいをしてきてそのせいで主人公が苦境に陥るのがおもしろかった。

でもなんというか全部しょうもない。小中学生ぐらいが一番楽しめそうな作品だと思った。ヒロインの造形もコロコロコミック(小学館の低年齢層向けマンガ雑誌)っぽさを感じた。KADOKAWAのゲーム雑誌「ファミ通」がらみのレーベルなのでそのぐらいの層を狙った作品なのだと思う。

コンパクトで割と気楽に読めて楽しめる作品なので、そういうのを求めている人にはいいと思う。でも自分はいまあまりこういうふざけた作品を読みたい気分じゃなかったので途中で読むのをやめた。
題名*
 コメントを一言で要約して題をつけて入力してください。 
ファイル 
 アップロードしたい画像ファイルを入力してください。 
中身*
 必ず日本語を入れてください(SPAM対策)。 
 コメントを書いてください。 
続きリンク 
 上に URL を入力しておくと、上の文章のあとにその URL に飛ぶ「続き」というリンクが作成されます。読者を他のページに案内したい場合に利用してください。 
評価 *
 この事物に明確な評価を与えてください。現在のところ 最高(+50) 傑作(+30) まあまあ(+10) いまいち(-10) 駄作(-30) 最低(-50) の六段階評価となっています。0 つまり平凡だという評価を下すことはできませんが、省略することもできます。 


確認画面(プレビュー)があります

Copyright © manuke.com 2002-2024 All rights reserved.