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【Fall Guys】1位目指して突っ走る!【角巻わため/ホロライブ4期生】
アニメのアバターをかぶって動画サイトYouTubeでアイドル活動をしているホロライブ所属のVTuber角巻わためが、最大60人同時ネット対戦のアクションゲームFall Guysを初見から延々と遊んだ動画。おだやかな性格をした羊人間(?)の彼女が、気楽に遊んでいるうちにどんどんハマっていき、夜が明けるまで延々とプレイしている。

自分はなんだかんだでFall Guysをデイリーミッション毎日そこそこ消化するぐらい遊び続けていて、ちょっと気になり始めたこの角巻わためもまたこのゲームを遊んでいたようだったので見てみた。かわいかった。

Fall Guysのプレイ動画で自分がこれまで見たものと言えば、有名配信者キヨが友人と一緒に遊んでいる動画がボケとツッコミの応酬ですごくおもしろかったのと、アクションゲームが得意な動画作成者「ふぅ」氏がストイックに五連勝を目指してプレイしつづけているのがレベル高くて尊敬したのと、ゼロという人が毎回新しいステージが出るごとに解説してくれているのがとても参考になったのとが印象に残っている。

角巻わためのプレイは、このゲームの初心者であるおっとりとした女の子が、最大60人のプレイヤーにもみくちゃにされたり、ちょっと意地の悪いギミックに邪魔されたりしながら、各ステージでゴールを目指したり生き残るために踏ん張ったりする。本当にそれだけの配信なのだけど、ひたむきにがんばる彼女とそれを応援するリスナーとの間に一体感があり、静かに盛り上がりを見せていた。

とにかく優勝を目指すのだけど、なにせ40~60人の中から最後の一人になるまで勝ち残らないといけない。23時から始まった配信は、くやしくてやめられないので夜通し続いていく。しまいには朝起きたリスナーがやってきて、とっくに配信が終わってアーカイブ化されていると思ったらまだ続いていた!と言われる。自分はアーカイブ化されたものを見たのだけど、なんとなく見ているうちに7時間以上プレイしている動画を最後まで完走してしまった。

この動画のなにがいいかって、まず配信者の角巻わためがあまりうるさくしゃべらないことだと思う。口数が少なくて空白の時間が多いのだけど、静かな情熱を感じさせる言葉をときどきつぶやく。リスナーから言われたことを時々拾って反応する。出てきた話題に関連して軽く歌を歌い出したりもする。

わためはこのFall Guysのゲームで計4本の動画を上げており、2本目が外部のVTuber日ノ隈らんとのコラボ、4本目が同じホロライブの赤井はあととのコラボをしているのだけど、この二人がうるさい(!)のですごく邪魔に感じた。明るくておしゃべりなのは基本的にはいいことだと思うけど、少なくともわためとのシナジーはマイナスだと思った。

日ノ隈らんは自分が脱落したのにウソをついて生き残ったフリをし、それを静かに察したわためが調子を合わせるのがちょっとおもしろかった。わために対しては強烈なボケやツッコミじゃなくてこういうなにげないやりとりが笑いを誘われていいと思う。

赤井はあとは「バッドラック」というチーム戦の鬼ごっこのステージで、自分が最初の鬼になったときに鬼のマークがなにかの病原菌に感染したかのようなピンクの煙だったことから、感染したら自分のようになる「はあちゃま菌」みたいな前フリをしたにも関わらず、わためが鬼に捕まった直後に全力で「はあちゃまっちゃまー♪」ってやったのを完全スルーしたのはほんとにどうかと思った。まあこの配信当時はまだ高校生(!)だったみたいだし、若すぎて周りがあまり見えていなかったんだと思う。

わためみたいにそんなにしゃべらない相手とコラボすると、トークが達者な人ほど間が怖くてついつい適当な言葉で埋めてしまいたくなるのかもしれない。お笑い芸人コンビのピース又吉に平成ノブシコブシ吉村が絡むようなものかも。もっとも吉村はすべっても笑いをとれる(?)実力があるからおもしろいんだけど。

わための配信を見ると、間の空白なんて大した問題じゃないと思う。

自分がいまもっとも推している天音かなたがFall Guysを遊んでいる動画も見てみたけれど、しょうもないことでいちいち叫んで見ていてつらかった。まあすでにこのゲームをある程度遊んでいるリスナーがまだ日の浅い人のプレイを見るからこそのズレもあるのかもしれない。本人も自覚しているのか、何本か動画があるみたいだけど再生リストは作っていないみたいだった。少なくとも最近の動画はリアクションがかわいいので見てみてほしい。

ライトゲームだから適当に遊んでおいてやられたら叫んでおけばいいやみたいなのは大空スバルやさくらみこなんかにも特に感じる。この手のゲームが苦手みたいだからしょうがないのかもしれない。自分は彼女たちの配信も好きだけど、見るならRPGやバカゲーの配信が良いと思う。

一方で兎田ぺこらの動画はそれなりに良かった。ゲームに対して真剣に向き合っているのが伝わってくるのかもしれない。やたら掴んでくるプレイヤーがいて(たぶん配信を見ながら遊んでいるリスナーか)、このような配信を妨害する悪質な行為に対して「アイドルだからおさわり禁止」とかわしていたのは見事だったけど、それはそれで毎度言うのでちょっとしつこく感じた。

ゲームを熱心に遊ぶ視聴者は、兎田ぺこらのようにゲーム自体を真剣にプレイする人や、獅白ぼたんのように全般的にうまくて解説もしてくれる人の配信から入った方がいいと思うけど、ゲームで楽しむことを重視する視聴者だったらこの角巻わための配信から見てみるといいのかなと思った。
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