【日本語でゲームやる!!】空気読み!いい日本人になりますように!! |
死神の女の子という設定のアニメのアバターをまとって動画サイトYouTubeでアイドル活動をしているホロライブイングリッシュ所属のVTuber森カリオペが、日本の常識クイズゲーム(?)であるG-MODE「みんなで空気読み。」の英語版をプレイしながら片言の日本語縛りで実況した配信。
カリオペといえばラップがすごくうまくて同じホロライブメンバーの角巻わためと組んでラップ曲を出しているほか、先日の兎田ぺこらの全人類兎化計画でもぺこらのアバターをまとって早口で英語をまくしたてる動画がちょっとおもしろかったのだけど、あえて配信を見るほどではないと思ってスルーしていたら、まさかのこのゲームをやっていたので見てみた。おもしろかった。
アメリカ人の女性(テキサス出身らしい)が日本の常識クイズ(?)をやるという時点でおもしろい。予想どおりいくらか戸惑ってはいたけれど、大体こういうのは万国共通なので普通に正解していた。女性を車道側から遠ざけるとか、デートで適切な場所を選ぶなど。エスカレーターの片側を空ける問題では、なんと大阪では左側を空けるというのも知っていて笑った。
そもそもこの「みんなで空気読み。」というゲーム自体がわかりやすくておもしろい。画面の中で赤い線で描かれた人やモノを操作するという分かりやすいルールの中で、「お前(英語版だとYou)」と書かれた人だけでなく、動物や怪獣、果ては台風や橋といったわけのわからないものまで操作することになる。すっとぼけた問題が結構あって、牛の彼女(!?)を連れているときのデート先に焼き肉屋の選択肢が用意されているとか、リモート会議の後ろでなぜか交尾している男女(!)がいるのでカメラから外さないといけないなど。
こういうののおもしろさは当然万国共通なので彼女だけでなくコメント欄の外人の間でも「LOL(laugh out loudly)」「LMAO(laugh my ass off)」といった日本語でいうところの「草」「(笑)」みたいな表現が飛び交っていてニンマリした。
一回遊ぶともう次からはネタが分かってしまうし、それは配信で見てもそうなのだけど、こういうのって人にやらせたくなると思うから宣伝効果は結構あると思う。自分はにじさんじの「壱百満天原サロメ」の配信で既に見ていたのだけど、今回カリオペの実況を見てあらためて楽しむことができた。ただ、5問ごとに出てくる採点コメント(?)が毎度分かりにくくてなんとかならないかと思った。
カリオペの日本語能力はそれなりに高いけれど、アイリスほどではなかった。動物を「飼う」がなかなか出てこなかったり、「そこはかとなく」「なんとはなしに」といった日本人でも難しく感じるような日本語が分からなかったりした。でも外人タレントとしてテレビに出れるレベルだと思う。普通に日本で生活もできそう。むしろペラペラではない分、日本人に受けそう。アイリスぐらいしゃべれるとちょっと引いちゃうと思うから(!)。キアラぐらいがちょうどいいかも。なんにせよ全員ちょっと尊敬する。
この配信ではゲームの言語設定を英語にしつつそれを日本語で実況するという日本語縛りでやっていて、もし英語が口から出てしまったらなぜかワンカップ酒を一口ずつ飲んでいくという罰ゲームありでやっていた。ワンカップ酒を率直にマズいと言っていたのがウケた。日本人リスナーから、あれは酔うために飲むもの、みたいな同意のコメントがいくらか飛んでいた。カリオペは普段からテンション高め(?)なせいなのか、酔っている感じはあんまりしなかった。
カリオペはアバターも声も大人っぽいけど反応がおもしろかった。とんでもない問題が出てきたら吹き出すし、なにか掴んだときはテンションが上がるのが分かるので見ていて楽しかった。声が低いのであからさまにかわいい感じではないのだけど、だんだんかわいく思えてくる。そこそこ早い速度で流れていく日本語コメントを割と丁寧に拾って反応していたので驚かされた。日本語がうまいと言われて照れるのもかわいかった。
自分の国の言葉を使ってくれる外国人女性って最高だよなあ。特に日本人は日本語が難しいと思っているので余計そうだと思う。ちなみに日本語は会話だけならそんなに難しくはないらしいとなにかで読んだ。誰でもそれなりに楽しめそうなので見てみるといいと思う。
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