同期敗北…ホロライブの清楚担当?まつり先輩に挑む、2人目の挑戦者:夜十神封魔 w/@NatsuiroMatsuri 【#夜十神封魔 #夏色まつり】 |
万屋(いわゆるなんでもや)をやっている妖(あやかしつまり妖怪)という設定の男の子のアバターをかぶって動画サイトYouTubeでゲーム実況などのアイドル活動をやっているホロライブ所属VTuberの夜十神封魔が、同期の緋崎ガンマの仇をとるべく先輩の夏色まつりに任天堂「世界のアソビ大全51」で勝負を挑んだ配信。
VTuber芸能事務所のホロライブは現在男性グループに力を入れているらしいのだけど、そのかいもなくライバルの「にじさんじ」に大きく遅れをとっている。なぜなのか興味がわいたので、とりあえずホロアンつまりホロライブのアンチ(反ホロライブな人たち)の集まる掲示板で割と好かれている(?)アルおじことアルランディスの配信をいくつかつまんでみたら、ゲームも雑談も特におもしろいわけではなかったのでいったん見るのをやめた。その後、2022年の年越しライブで男性VTuberの歌のうまさにちょっと感動したのでまた見る気になっていくつかつまんでみた中で、これはまあ普通に見て楽しめるだろうと思ったので今回紹介してみることにする。
任天堂「世界のアソビ大全51」は要するにミニゲーム集みたいなもので、トランプや麻雀などの頭を使うものからダーツやボクシングなどの反射神経を競うものまでたくさんある。約一時間の配信の中で短時間で終わるものをいくつか選んで対戦している。
まずは宣伝スライドやオープニングムービーから配信が始まるのが普通なんだけど、この配信ではいきなり会話から始まっている。たぶん音声がミュートになっているはずだと思って夏色まつりが世間話を始めたんだと思うんだけど、夜十神封魔はミュートにしていなかったので全部配信に乗っていた。その後、まだ宣伝スライドが終わっていないにも関わらず始めようとする夜十神封魔に対して、まずはちゃんと宣伝とかやっておいたほうがいいんじゃないのと先輩らしいことを言うまつりちゃんがおかしかった。
夏色まつりは終始気さくに振舞っているのだけど、まつりのほうがホロライブの中では先輩なうえにチャンネル登録者数にも十倍以上の差があることから、夜十神封魔がひたすら下手に出ているのがおもしろかった。
定番のダイス(サイコロ)を使ったヨットというゲームでは、うまいやりかたをよく分かっていない夜十神封魔に対してまつりがちょっと教えてあげているのが妙におかしかった。マンカラという古代のすごろくゲームでは何も言わずにまつりが圧勝してみせ、よく分かっていない夜十神封魔がずっと混乱しているのがウケた。
ダーツやボウリングでもまつりが強さを見せる。投げ方が悪いんじゃないかと言ってやり方を教えるも夜十神封魔がコントローラーを誤って放り投げてしまったり机におもいっきり手をぶつけてしまったりしていて笑った。
この勝負にチャンネルを掛けると言い出し、自分のチャンネルがまつりのサブチャンネルになる危機を迎えると、まつりがリアルに収益の半分をくれと言い出すのがウケた。定番の流れなのかもしれないけれど、プロレスがうまいことかみ合っているように思った。
難点も言わせてもらうと、ゲームをやる配信なのに全然勝負が白熱していなかった。
ホロライブに所属する女性VTuberは基本的には男性VTuberとはコラボしない。というのもファン層が男と絡むのを嫌うから。だけど例外的にこの夏色まつりや白上フブキや常闇トワなんかが時々男性VTuberとコラボしている。そのせいか彼女たちは他のメンバーと比べると実力のわりにあまり人気がないと思う。
でもこうして男女コラボを見ていると割と楽しい。男と気さくに話すまつりはいい女だなあと思う。ゲラ(笑い上戸)だし。たぶん自分は男性VTuberの方の気持ちになって見ているのだと思う。これがたとえばオラオラ系の男にまつりがしなだれかかっていたらまったく違っていたのかもしれない。男を手玉に取る女という演出をする上での道具としての男性VTuberであればむしろコラボはプラスになると思ったんだけど、たぶんこの考えは間違っているんだろうな。
女性リスナーからみてこの夜十神封魔がどうなのかという点については自分は男なのでさっぱり分からない。メガネも掛けるんだなあとか要素要素に注目することはできるんだけど。ちょっと少年っぽさがあるけれどショタではなかったので年下の男の子的な感じ?
ちなみにちょっと調べてみたのだけど意外なことにショタ系つまり幼い男の子系でかつ中身も男のVTuberはほとんどいないらしい。ライバル事務所の「にじさんじ」には二人ぐらいいるらしいけどそれほど人気がないようだった。さすがに露骨すぎるのはダメなのかもしれない。とはいっても、やたら母親づらするリスナーにつきまとわれて唐突に引退した男性VTuberもいたので、その系統の需要はあるみたいだった。
夜十神封魔は歌枠つまりカラオケ配信をやっていなかったあるいはアーカイブに残していなかったので見れなかったのだけど、歌ってみた動画つまりカバー曲のほうを聞いてみたらまあ普通だった。ちょっと驚いたのはラップの曲を自作しており、自分はラップについてよく知らないのでなんとも言えないけれど形にはなっていたと思う。オケは適当なループ音源だろうし。
まつりちゃんにガチ恋している人でなければ(そんな人がいるのかどうか知らないけれど)まあ気楽な気持ちで見てみるといいと思う。
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