| 【 METAL GEAR SOLID 】メタルギアソリッドやるのらああああ！！！【姫森ルーナ/ホロライブ】 |
お菓子の国のお姫様のアバターをかぶって動画サイトYouTubeでゲーム実況などのアイドル活動をしているホロライブ所属VTuber姫森ルーナが、ゲームデザイナー小島秀夫の名を海外にとどろかせた名作ゲーム「メタルギアソリッド」をプレイした配信。
自分はメタルギアソリッド5の有料体験版とも揶揄されていたGROUND ZEROESをちょっとだけプレイしたけど途中でやる気がなくなり、本編のTHE PHANTOM PAINの方も評判がいまいちなので手を出さなかった。だからこのシリーズをやるとしたら過去の名作からにしようと思っていたところ、姫森ルーナがこの初代メタルギアソリッドをやるというので見てみた。割とおもしろそうなゲームではあったものの、初代プレイステーションのゲームはさすがに自分でやるのはきついなと思ったので、結局ネタバレ承知で最後まで見た。おもしろかった。
一枠でエンディングまで行っている。確か18時か19時ぐらいから始めて夜中の四時か五時前ぐらいまでやっていたと思う。自分は19時前後から30分程度見てあとはアーカイブで見ようと思っていったん閉じたのだけど、翌朝見たらまだやっていたのでウケた。
この硬派なアクションゲームを姫様がプレイするということ自体がまずおもしろかった。ホラゲーのたとえばバイオハザードなんかは配信者の反応目当てで視聴者が集まってくるので結構みんなやっていたりするし、逆に本格的に銃で撃ち合うFPSなんかは他の配信者と一緒に遊べるためかそれほど視聴者人気がなくてもやっている人がいるのだけど、このメタルギアソリッドシリーズはかれこれ一年ぐらいホロライブを見てきて確か誰もやっていなかったと思う。調べてみたら以前ぺこらがやっていたみたいだった。
このシリーズについて簡単に解説すると、ファミコンソフトが作りたくてコナミに入社した小島秀夫がMSX2で戦争ゲームを開発しろと言われて作ったのがハードの制約の中で敵地に潜入するゲームとなったメタルギアシリーズで、そのあとこれとはまた別に映画の手法を取り入れたアドベンチャーゲーム「スナッチャー」「ポリスノーツ」と作った上で、その手法をメタルギアシリーズに取り入れたのがこのメタルギアソリッドシリーズとのこと（Wikipediaより）。
初代プレイステーションのソフトになったことで、一部実写映像と3DCGと豪華な声優陣によるフルボイスでの演技でまるで映画のような演出だった。正直初代プレイステーションの性能ではポリゴンが荒くて顔の表情なんか全然表現できていないんだけど、モデリングとモーションとカメラワーク、音楽と効果音と環境音とで不思議とリアルな映像体験になっている。
とはいえ基本はまだ上から見下ろし型の固定視点の画面になっていて、ボタンを押すことで主観画面になる。テロリストが立てこもる秘密基地に潜入し、敵兵の監視をかいくぐり、監視カメラやら地雷やらを避け、必要なときは銃や格闘技で戦闘する。敵に捕らわれた重要人物を救出して会話するほか、無線で味方とやりとりしながらヒントを得て進む。
ルーナはすでにこのゲームをプレイ済みで、あのあどけない声で得意げに解説しながらドヤ顔で攻略していくのがおもしろかった。さすがに古いゲームなのでゲームシステムに多少穴があるほか、シナリオにも細かいところでツッコミどころが多数あるので、そのたびに茶化していた。でもひさしぶりなのか思うようにいかなくて失敗することもあって笑った。リスナーもおそらく多くの人が既にプレイしており、素晴らしいゲームであることは共通の認識としてありつつも、一緒になってゲームのアラというかトガったところを楽しんでいた。
ルーナは1～4までプレイ済みとのことで、今後順にやっていくつもりらしい。というか今日の18時から2をやる枠が立っていた。また、ぺこらが21時から3をやるみたいで、どうも最近許諾が下りたためみたいだった。ぺこらのコメントによれば時系列的には3が先らしい。以前ぺこらがやっていた時はたぶんホロライブが許諾を取らずにやっていた時期だったのだと思う。自分でプレイしてみたい気もするので全部見ようかどうか悩む。
というわけで姫はゲームの内容にいろいろとツッコミを入れながらプレイしているのでそれが気に入らない人は見ない方がいいけれど、昔やったゲームの内容をみんなと一緒に笑いながら振り返りたい人、懐かしいゲームを姫がドヤ顔でプレイしているのを見たい人、そしていまさらレトロゲーを自分でやるのはキツいけどゲーム史の1ページをなぞっておきたい人はぜひ見てみるといいと思う。
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