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#01【 ドラクエIV 】完全初見!新しい旅へ…【雪花ラミィ/ホロライブ】※ネタバレあり
青い髪のエルフの女の子のアバターをかぶって動画サイトYouTubeでゲーム実況を中心にアイドル活動をしているホロライブ所属のVTuber雪花ラミィが、国民的RPGのドラゴンクエストシリーズから4をプレイした配信。独特のクセのあるしゃべりかたでゲームへの鋭いツッコミなどの愉快なトークが特徴。

…なんだけど、リスナーからいちいちコメント欄で指示されるのがうっとうしくなり、しまいには#4あたりでコメント欄を閉じたあげく配信すら止めてしまったというのを聞き、一体どんな配信だったのだろうと思って見てみた。うーん、これはひどい…。

最初に言っておくと、自分はこれラミィが悪いと思う。こんなプレイをしていたら、指示というか具体的なアドバイスをしたくなると思う。自分は4時間45分ぐらいでリタイアした。自分が直前まで居た宿屋とか道具屋の場所まで忘れてるし、出現する敵が強いと分かっていてなお戦闘後に傷ついている仲間のHPを回復しないし、そのまま戦うと苦戦するのは明白なのに呪文も使わずに戦い続けたりしていた。

自分は別にラミィのことがそこまで好きなわけじゃないし、イヤなら見なければいいだけの話だから見るのをやめたのだけど、もうこれはゲームに対する冒涜なんじゃないかってレベルでひどかった。もし自分が作ったゲームでこんなプレイをされたら多分キレると思う。

しかもこれの前にドラゴンクエスト5をクリアまでやっているというから驚かされる。よくまあ本人もリスナーも我慢していたものだと思う。リスナーによればクリア後に「ファイナルファンタジー5」と言い間違えていたらしい。

百歩譲って、自分はゲームが下手だからこんなプレイをするよってことを承知でやっているんであればそういうコンテンツだってことで一応分かるんだけど、それなのに指示をするなというのはないと思う。指示っていう以前にごく基本的なアドバイスなのだから。

ゲーム実況のおもしろさって、突き詰めて言えば友達がゲームするのを見守っているみたいなものだと思う。だから、興を削がないよう絶対にネタバレはしないし、具体的な指示はせずにどんな試行錯誤をするのかいったん黙って見守る。でも、さすがに大きな勘違いをしたままプレイを続けるようであれば、ゲームを楽しむ上でもマイナスになってしまうのでそこはちゃんと言ってあげる。まあ、あえて知らせずにハマっているところを見て楽しむというようないじわるなやりかたもあるんだろうけど。

ラミィが指示を嫌がったみたいなことを聞いたので一体どんなコメントが飛び交っていたのか気になってみてみたのだけど、そこまでひどいコメントはなかったように思う。まあ自分はアーカイブで見たのですでに消されちゃっているコメントもあるのかもしれない。残っているコメントの中に、こいつバカすぎてどうしようもないなみたいなニュアンスに取れるようなコメントもあったのは確認した。そういうのはさすがに外部の実況板あたりでやるべきだと思う。

これって多分正解は、コメント欄はそのままにしてラミィ本人が見ないだけで良かったと思う。なにか助言を聞きたいときだけ聞く。あとはリスナー同士で勝手にコメントさせればいい。そうするとそのコメントをリスナーだけが読んで楽しめる。コメント欄は配信者とのコミュニケーションを取るためだけではなくて、他のリスナーが読んで楽しむためのものでもあるのだから。実際自分はアーカイブができた直後にコメント欄がまだ処理されていない状態だったらいったん閉じて待つことにしている。その方が絶対に楽しめるから。

自分はラミィのことが基本的には好きで、特に雑談配信はホロライブ内ではかなりおもしろいほうだと思うし、コラボでは鋭いツッコミで笑わせてくれるので毎回楽しみにしている。だから、こういう明らかに向いていないゲームでは、コメント欄が気になるようだったらコメントを見ないでやればいいと思う。

ちなみにその後、コメント欄を閉じたラミィがゲームの進め方に詰まり、独り言を言いながら延々なにもない壁を調べていた、という悲しい報告があってウケた。

ラミィにはあまり考えなくて済んで雑談中心でプレイできるようなゲームの配信が一番向いているんだと思う。この配信もトークは普通におもしろくて割と楽しめた。ゲームがうまくても配信がつまらない人はいくらでもいるわけで、そういう意味では非常にもったいないことだと思う。

トークに夢中になっているとIQが3になると言っていたけれど、アクションゲームじゃないんだからいったん手を置くぐらいならいくらでもできる。ドラゴンクエストシリーズは比較的簡単なJRPGであり、ツッコミどころも多いのでむしろおいしいまである。

まあそんなわけで、なつかしのドラゴンクエスト4をそこそこおもしろいトークとともに振り返りたくて、かつプレイの内容がまったく気にならない人であれば試しに見てみるといいと思う。
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