映画、テレビ番組、舞台芸術
邦画
座頭市
北野武 監督
まあまあ(10点)
2005年4月14日
日本のメジャーな時代劇、盲目のあんま座頭市を、北野武がリメイクしたもの。10年前に周到な計画で米屋を襲い富を得た盗賊団が、敵対勢力を一つずつ倒していき巧妙に支配する町に、謎のあんまと美人姉妹と用心棒がやってきて波乱が起こる。
前評判から、型破りな時代劇だと思っていたが、実際に見てみたらかなり普通の時代劇だった。たまにポロッと冗談が出るが、時代劇としての全体のトーンはまったく壊れない。座頭市の金髪もぜんぜん気にならない。むしろ特別な人物であるという印象付けに役立っている。
剣豪モノとしての魅力がある。先生!お願いします!みたいな。この作品はこういう楽しみ方で十分だと思う。それ以外を期待するとハズれる。素直に楽しむことが出来る映画だ。一本の作品として、二時間でよくまとまっている。
ちょこっとだけ哲学っぽいものが語られなくもないけど、これは意味ないと思う。なんかアニメ的というかお手軽すぎる。
黒澤明とかと比べるのは私には出来ないが、時期的にいま時代劇を世界に改めて紹介した意味は決して小さくないように思う。
前評判から、型破りな時代劇だと思っていたが、実際に見てみたらかなり普通の時代劇だった。たまにポロッと冗談が出るが、時代劇としての全体のトーンはまったく壊れない。座頭市の金髪もぜんぜん気にならない。むしろ特別な人物であるという印象付けに役立っている。
剣豪モノとしての魅力がある。先生!お願いします!みたいな。この作品はこういう楽しみ方で十分だと思う。それ以外を期待するとハズれる。素直に楽しむことが出来る映画だ。一本の作品として、二時間でよくまとまっている。
ちょこっとだけ哲学っぽいものが語られなくもないけど、これは意味ないと思う。なんかアニメ的というかお手軽すぎる。
黒澤明とかと比べるのは私には出来ないが、時期的にいま時代劇を世界に改めて紹介した意味は決して小さくないように思う。