にわとりみたいな外見の図太いおかあさんと、娘でだらしない姉のみかんと、息子でしっかりものの弟のゆずひこ、普段無口だが何か思索のあるおとうさんの、一家とその周辺をめぐる原作が映画化された。おかあさんとみかんがある事件で体と心が入れ替わってしまう。感動狙いの作品。

結構ベタだと思って見ていたが、しっかり出来ていて普通に楽しめた。心と体を戻すときの方法がバック・トゥー・ザ・フューチャーを思い出させる。抵抗しなければそれなりに感動できる。

でも基本的に原作が日常モノなので、原作の良さが映画に出しにくかったと思う。ドラえもんのテレビシリーズと映画みたいな関係で、これはこれで普段んと違うあたしンちを見せてくれたということで良いのかな。

私はこの作品の原作本をちょっと読みたいなと思っているのだが、単行本が高すぎるので手を出す気がしない。もうちょっとなんとかならないの？