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Oxygen Not Included: The Prehistoric Planet Pack

Klei Entertainment

傑作(30点)
2026年9月28日
ひっちぃ

惑星の地中深くに誤ってワープさせられてしまった複製人間たちを脱出へと導くゲーム Oxygen Not Included の有料拡張パック。恐竜のいた時代っぽい生態系が追加されたほか、巨大な隕石が迫ってくるのを一定サイクル以内に撃ち落とさなければならないモードが追加された。

前回 The Bionic Booster Pack DLC と一緒にプレイするつもりだったのだけど、最初に「レリカ天体群」を選ばないと巨大な隕石が迫ってくるモードで遊べないことがわかり、改めて遊びなおしてみた。おもしろかった。

レリカ天体群は全体的に気温が高めで、主食(?)のスウェットコーンは40℃まで大丈夫なので温暖化を大して気にせずに済んだ。ただし、育てるためには定期的な受粉が必要となる。受粉と言えばスウィートル(甲虫)やグラブグラブ(芋虫)だけど、特定のバイオームにしか生息していないので、この拡張パックでは新たにミミカという蝶々みたいな生き物が追加されている。このミミカがおもしろいのは、最初は植物として育ち、そこから蝶々になる。つまり動物を必要とせず植物だけで完結する。

このスウェットコーンには他に泥炭という新たな資源を施肥しなければならない。泥炭はラムという大きな生き物が排泄する。ラムはオヴァグロというツタを張って育つ木の実を食べて育つ。ラムはたぶん羊なんだけどこいつにはなぜか毛がない。泥炭は石炭に似てるけど石炭発電機で燃やすことはできなくて、専用の発電機で燃やすと水分があるせいか汚染水を垂れ流す。

このゲームは中盤以降、過酷な環境を探索するにはEXOスーツが必要になってくるので、材料として繊維が要るのだけど、この拡張パックでは新たにレックスという恐竜みたいなやつの尾羽から取らなければならない。レックスは肉食なので他の動物を食べて育つ。こいつに捕食されるために生きているっぽいダートルという生き物がいて、大体セットで生息している。こいつらは爬虫類っぽいのになぜか塩素が充満した氷点下の環境にいる。環境の維持が大変で自分はあまりうまく利用できなかった。

蚊のように幼虫の頃は水中でボウフラみたいに育って成虫になると空を飛ぶブヤという生き物がいて、元の名前はGintだったのでうまい日本語訳だと思う。こいつを捕食するのが食虫植物ルラで、こいつらのいる水場には不気味な巨大魚ジョーボもいて、なんとも気持ち悪い生態系となっていた。食虫植物ルラが虫を喰って琥珀を出すので搾ってレジンを入手できる。レジンはバージョンアップとともに別物になっていてプラスチックの原料になる。

巨大魚ジョーボやラムの肉は固いので、新たに追加された燻製器を使って時間を掛けて調理しなければ食べられない。

というように新たな生き物や資源を使っていかにコロニーを開発していくのかを考えるのが楽しかったんだけど、ラムやレックスを効率よく育てる方法がよくわからなかったのでちょっと消化不良だった。ミミカもフラフラ飛んでいるのでうまいこと受粉してくれなくてイライラしたw

巨大な隕石のほうは、デフォルトでは200サイクル後に墜ちてくるので、それまでに隕石ブラスターを使って撃ち落とさなければならない。巨大隕石は星間マップに表示され、ゲージがあって100発当てないと撃墜できないので、ブラストショット製造機でミサイルを作りまくる必要がある。それには石油が必要となるので、地中深くあるいは他の惑星から掘ってこないといけない。

自分は序盤ちょっとつまずいたものの100サイクルぐらいで石油を手に入れ、130サイクルちょっとで隕石の破壊に成功した。数字だけ見ると最終的にはだいぶ余裕があったけど、不確定要素が多かったので少しあせりながら進めた。ほどよい緊張感で良かった。

ゲームモードとして他に、研究室モードの中で「レリカアアアアアアッ! 天体群」を選ぶと、隕石がなんと開始10サイクル後に墜ちてくる。ここから100サイクルの間、一人も複製人間を死なせずに過ごすことで解除される実績がある。おもしろそうなのでプレイしてみたら、隕石衝突自体の破壊には巻き込まれずに済んだんだけど、徐々に伝わってくる熱が厳しくてうっかり一人死なせてしまったのでロードしてやりなおしたw

熱は結局のところまずは伝わりにくい気体(理想を言えば真空)を挟むのが一番で、次に比熱容量の大きい(ぎっしり詰まった)固体を置くことでなかなか温度が上がらずに済む。サウナや魔法瓶といっしょ。断熱タイルを並べただけだと熱が全部伝わってしまう。あとちゃんと気体を閉じ込めておかないと周辺気温がどんどん上がってしまうので注意。

このモードでは間欠泉や火山が大量にあるので資源には困らないんだけど、たとえば自分の場合居住地のすぐ下に火山が二個と汚染水間欠泉が一つあり、居住地を広げるための空間が狭くて難儀した。これはこれでおもしろいんだけど、資源があればいいってもんでもなかった。隕石落下跡が邪魔で宇宙進出が遅れ、ダラダラとプレイし続けて結局500サイクル以上掛けて大脱出した。あと第三惑星がなかった(?)けど、これは別の設定によるものなのかも。

The Frosty Planet Pack と違い、他の拡張パックの環境ともそれほどかち合わないので普通にプレイの幅が広がってよかったと思う。レリカ天体群にはあちこちに化石があるので、石灰にして鋼鉄を作るのにも便利だった。ただ、自分がプレイしたときはブリッスルベリーが出てこなくて、それにより万能保存食「どろどろベリー」を作ることができず、ロケットに積み込む食物の管理が面倒だった。

累計プレイ時間が800時間を超えた。一つのゲームを繰り返し遊ぶ人の気持ちが初めて分かった気がする。新たにやるべきことはだんだんなくなってきたけど、研究炉(原子炉)はまだ使ったことがないし、ぷすぷすモーを飼育したこともないので、まだまだ遊べる内容が残っている。高難度な天体群でプレイしたこともないし。実績もあと12も残っている。

別に新たなコトに挑戦しなくても、毎回展開が違うのでやってておもしろい。細かい工夫もいろいろ思いつく。Spaced Out! モードを初めてプレイしたときはかなり慎重に計画を練ってからロケットを飛ばしていたのだけど、今回適当にやってみたらちゃんと困ったw まあそこまで考えすぎなくてもそれなりにはうまくいくことがわかったんだけど。

隕石ブラスターは弾を消費するし確実性に欠けるみたいだったのでいままで使ってこなかったけど、隕石が降る流星群の発生頻度が低い場所では十分実用になるし、毎回シェルタータイルを張り詰めるのも面倒くさかったので、プレイスタイルを広げることができた。バージョンアップで少し変わったのかも。

油断していると塩素ガスや天然ガスや水素が居住地に満ち、複製人間が呼吸に困ったり作物が育たなくなったりしたけど、まあそうなっても適当にポンプを置いて吸っておけばそれなりにはなるw それをちゃんと考えて防いだり、対処を自動化したりするのがこのゲームのおもしろいところなわけだし。

今年の夏に新たな拡張パックが出ているので今度はそれをやってみたいんだけど、その前にそれを入れずにまたやってみたい気持ちもある。新たな拡張パックでは海中にいろいろ建築できるみたいなのでまた違った感じになるっぽい。こりゃプレイ千時間いくかもしれない。

いろいろ難しくて面倒さもあるゲームだけど、適当に指示しておくだけでアニメ調の複製人間たちがちょこちょこ動いて生活し、喜怒哀楽を見せてくれる楽しいゲームなので、少しでも興味が沸いたらぜひ遊んでみてほしい。

[参考]
https://store.steampowered.com/app/3655420/Oxygen_Not_Included_The_Prehistoric_Planet_Pack/?curator_clanid=25339032

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