映画、テレビ番組、舞台芸術
アニメ
劇場版NARUTO ナルト 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!
“劇場版NARUTO”製作委員会
まあまあ(10点)
2005年9月3日
木の葉の里の忍者ナルトが、映画女優を護衛しての雪の国へのロケ旅行中、十年前の政変の因縁に巻き込まれ、雪の国の忍者たちと戦う。
タイトルにもあるので書くことにするが、ナルトが護衛する映画女優が実は本物の雪の国の姫で、父親を叔父に殺されて国を乗っ取られて逃げてきた過去を持っていた。マネージャーの三太夫も実は家臣で、雪の国の民を助けるために、国を乗っ取った親玉を倒して姫に君主になってもらいたいと願っている。
この作品のテーマは「あきらめないこと」だ。ネガティブ思考の雪姫に対して、ナルトはどんな状況になっても絶対に諦めないことを訴え、雪姫は徐々にナルトに教えられていく。ありきたりなテーマだがまずまず悪くない。
技の応酬がとてもよく描写されている。今回の舞台は雪の国だけに、氷遁の術が乱れ飛ぶ。それに独特の世界観によるカラクリな乗り物や科学兵器がうまいこと溶け込んでいるのはこの作品でも相変わらずだ。
ただ、底が浅い内容なのが残念。カカシの因縁が全然大したことなかった。雪姫が何を「あきらめない」のかが見えない。サスケやサクラも完全に脇役。雪姫とナルトの関係もいまいち。敵の三人衆も印象が薄い。
映像はよくできていて、音楽も割と良かったが、話の内容がいまいちなので凡作だと思う。
タイトルにもあるので書くことにするが、ナルトが護衛する映画女優が実は本物の雪の国の姫で、父親を叔父に殺されて国を乗っ取られて逃げてきた過去を持っていた。マネージャーの三太夫も実は家臣で、雪の国の民を助けるために、国を乗っ取った親玉を倒して姫に君主になってもらいたいと願っている。
この作品のテーマは「あきらめないこと」だ。ネガティブ思考の雪姫に対して、ナルトはどんな状況になっても絶対に諦めないことを訴え、雪姫は徐々にナルトに教えられていく。ありきたりなテーマだがまずまず悪くない。
技の応酬がとてもよく描写されている。今回の舞台は雪の国だけに、氷遁の術が乱れ飛ぶ。それに独特の世界観によるカラクリな乗り物や科学兵器がうまいこと溶け込んでいるのはこの作品でも相変わらずだ。
ただ、底が浅い内容なのが残念。カカシの因縁が全然大したことなかった。雪姫が何を「あきらめない」のかが見えない。サスケやサクラも完全に脇役。雪姫とナルトの関係もいまいち。敵の三人衆も印象が薄い。
映像はよくできていて、音楽も割と良かったが、話の内容がいまいちなので凡作だと思う。