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HP notebook nx4820

Hewlett Packard

傑作(30点)
2006年9月18日
ひっちぃ

ツルピカワイド液晶を搭載したA4ノートパソコン。Celeron M 360 (1.4GHz) に DVD-ROMのコンボドライブなどスペックが良い割に安い(確か八万五千円ぐらい)。

だがこのマシン、妙に遅い。使い始めは色々アップデートがあって遅いのかと思ったが、いっこうになおらない。ウィルスに掛かっているんじゃないかと思ってスキャンしてみたがダメ。となると残りはメモリが256MBしかないことぐらいしか原因が思い当たらない。

Windows XP を使うための最低のメモリが 256MBと言われている。しかし私の職場のマシンは 256MB で普通に開発ツールが使えている。多少遅いと思ってもそんなにストレスを感じない。ではなぜか。メーカー製だからといってそんなにソフトも入っていない。

私の予想だと、安価なパーツを使っているため、メモリなどのリソースを浪費しているのではないだろうか。たとえば内蔵VGAにメモリを使っている。これはたった8MBぐらいのはずなので大したことはなさそうだ。以前はソフトウェアモデムがCPUパワーを浪費したと言われているが、私は無線LANが怪しいと思っている。

ネットで調べて見ると、メモリが512MBのモデルが中心で、256MBのモデルはおそらく初期のころしか出回らなかったと思われる。私はこのモデルをビックカメラの店頭特売で衝動買いした。あまりの性能の低さに正規のルートで売るのをやめたモデルがこうして流れ着いたのだろうか。

多分メモリを増設すれば普通に使えるようになるのだろう。ネット上でも評判はいい。調べてみると512MBのモデルか、256MBの場合はすぐに増設している人しかいない。分かる人しか買わないほうがいいモデルだったというだけのことなのかもしれない。

昔もこういう性能を度外視して安く仕上げたモデルがあったが、ここまで使えないことはなかったはずだ。このモデルの場合、普通に使うのもままならないほど遅くなる。一言で言えば「やりすぎ」「性能削りすぎ」ということだ。何かいじるたびに固まる。ネットサーフィンすらストレスを感じる。インターネットエクスプローラを触ってからスタートボタンを押すだけで固まる。

このモデルについては、メーカーのヒューレットパッカードだけでなく販売店のビックカメラにも責任があると思う。

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