未来の世界に侵攻してきたエイリアンと戦うアクションRPG。ネット上で他人と一緒に遊べるネットワークモードのほかに、一人用で物語を進めるストーリーモードもある。ヒットしたファンタシースターオンラインの次の作品。

未来都市の通路や森などの3Dのフィールドを銃と剣などを持って敵と戦う。銃にはハンドガンやライフルやマシンガンなどがある。剣には両手剣や片手剣やナイフなどがある。格闘武器みたいなものもある。銃と剣を片手ずつ持って持ち替えながら戦うことも出来る。武器を持ち替えることも可能。

私は今のところ、ストーリーモードではトライアル一回分まで攻略して中断しているが、今回はネットワークモードに絞って話をする。といってもこちらもレベル8までやったところでやる気がなくなった。

単調すぎる。プレイし始めて早くも経験値稼ぎと金稼ぎのループにはまった。目的がまるでない。10月になってようやくネットワークモードにもストーリーを追うことのできるストーリーミッションというものが導入されたが、それも小出しになっている。

戦闘も単純だ。敵の動き、フィールドのパターン数が少ない。似たようなゲームであるファイナルファンタジー11と単純さで言えば変わらないのかもしれないが、なぜこうも感じ方が違うのだろう。

まず思ったのは、目標がないこと。レベル上げて性能の良い装備を手に入れるだけじゃつまらない。ファイナルファンタジー11だとミッションやクエストといった小さい目標から大きい目標まで沢山用意されている。それをクリアするためなら単純作業でもやってしまうのだ。

目標がたくさんあれば、他人とのコミュニケーションのネタも生まれる。このゲームだと、どんな装備を使っているか、どんなスキルを育てているか、ぐらいのネタしかない。

パッケージの値段が六千円ぐらいなので、そのうちの五千円分ぐらいはストーリーモードにつぎ込んじゃって、ネットワークモードは良くも悪くもおまけなんだなって思った。

ネットワークモードの運営開始時に起きた半月のβテスト宣言は日本のネットワークゲーム史に残るんじゃないかというぐらい大規模でセガの名を地に落とした。しかし何が一番悪かったのかといえば、おまけであるはずのネットワークモードに人々の過剰な期待を集めすぎてしまった宣伝や月額料金などではないだろうか。