映画、テレビ番組、舞台芸術
洋画
デイ・アフター・トゥモロー
20世紀フォックス
いまいち(-10点)
2006年12月3日
環境破壊により未曾有の自然災害が発生し、逃れようとする人々を描いた作品。
この作品のウリは自然災害と危機回避にある。
まず自然災害のほうは、最初に巨大なヒョウ(氷)が降ってくることから始まり、大洪水、大竜巻が襲ってくる。これらがリアルなSFXで再現されているさまは圧巻だ。
危機回避のほうは、主に二組の一行の様子を描いている。気象学者たちの一行は冬山登山のような格好で歩き続ける。学生組はビルに逃げ込み、時に必要なものを探しに外に決死行に出る。
それなりに形になっている作品だとは思うが、この作品はまず圧倒的なSFXありきで作られているのだろうなと思って掛かって観たせいか、それ以外のものがとってつけたようにしか思えなくなってしまった。ドキドキはするけど、無駄にサスペンスな感じがする。あ、サスペンス好きには良いかもしれない。
社会問題という側面もあるのだが、こちらもオマケな感じ。メキシコ政府がアメリカからの難民を拒絶するところは風刺が効いていてちょっと笑ったけど、たぶん製作者はここにはそんなに関心はないと思う。
映画の楽しみの一つが分かりやすい形になっている作品だとは思うのだが、わたし的にはどうでもいい作品を見てしまったという感想しか残らなかった。
この作品のウリは自然災害と危機回避にある。
まず自然災害のほうは、最初に巨大なヒョウ(氷)が降ってくることから始まり、大洪水、大竜巻が襲ってくる。これらがリアルなSFXで再現されているさまは圧巻だ。
危機回避のほうは、主に二組の一行の様子を描いている。気象学者たちの一行は冬山登山のような格好で歩き続ける。学生組はビルに逃げ込み、時に必要なものを探しに外に決死行に出る。
それなりに形になっている作品だとは思うが、この作品はまず圧倒的なSFXありきで作られているのだろうなと思って掛かって観たせいか、それ以外のものがとってつけたようにしか思えなくなってしまった。ドキドキはするけど、無駄にサスペンスな感じがする。あ、サスペンス好きには良いかもしれない。
社会問題という側面もあるのだが、こちらもオマケな感じ。メキシコ政府がアメリカからの難民を拒絶するところは風刺が効いていてちょっと笑ったけど、たぶん製作者はここにはそんなに関心はないと思う。
映画の楽しみの一つが分かりやすい形になっている作品だとは思うのだが、わたし的にはどうでもいい作品を見てしまったという感想しか残らなかった。
(最終更新日: 2006年12月9日 by ひっちぃ)