フィクション活字
SF
ボクのセカイをまもるヒト 2巻
谷川流 (電撃文庫)
いまいち(-10点)
2007年8月15日
一見なんの変哲もない高校生の少年・朝凪巽のもとに、七つの世界から刺客や護衛が送られてきた。美少女と幼女に護られながら、よく分からないうちに命を狙われる意味不明な状況に戸惑いながら送る日常生活と戦いを描いた小説の第二巻。
あからさまに不自然で狙いすぎで展開が見えてこなかった一巻を読んでもう先は読まなくていいやと思っていたが、2ちゃんねるのラノベ板の谷川流スレでこの二巻のことをエロいと言っている声を多く聞いたので興味を引かれてやっぱり読んでみた。
確かにエロい。終盤だけ。なかなか悪くなかった。綾羽の性格がいまいち私にはしっくり来ないのでその点が相変わらずマイナスなのだけど、18禁とならないよう直接的な描写を避けて実に魅力的に描いている。
二人の仲が悪くなる展開自体はとても良いのだが、やっぱりしっくりこない。巽と綾羽の性格が私にはよく掴めないからだと思う。共感できる部分があまり無いからだろうか。
それと相変わらず全体的なストーリーが見えてこない。最後の意味不明で思わせぶりな最高幹部会っぽい対話には、うんざりするのを通り越して何も感じなかった。
あからさまに不自然で狙いすぎで展開が見えてこなかった一巻を読んでもう先は読まなくていいやと思っていたが、2ちゃんねるのラノベ板の谷川流スレでこの二巻のことをエロいと言っている声を多く聞いたので興味を引かれてやっぱり読んでみた。
確かにエロい。終盤だけ。なかなか悪くなかった。綾羽の性格がいまいち私にはしっくり来ないのでその点が相変わらずマイナスなのだけど、18禁とならないよう直接的な描写を避けて実に魅力的に描いている。
二人の仲が悪くなる展開自体はとても良いのだが、やっぱりしっくりこない。巽と綾羽の性格が私にはよく掴めないからだと思う。共感できる部分があまり無いからだろうか。
それと相変わらず全体的なストーリーが見えてこない。最後の意味不明で思わせぶりな最高幹部会っぽい対話には、うんざりするのを通り越して何も感じなかった。