フィクション活字
ファンタジー
狼と香辛料4
テンポじゃなかった
2007年11月3日
この作品のことを解決編のテンポが速すぎてそっけないと書いたが、実はまったくそんなことはない。読み手の私が先の展開が気になってしょうがなかったので、読み急いだ結果として作品がまどろっこしくてしょうがないものに感じてしまい、あまり頭に入らなかったのでテンポが速すぎなんじゃないかと感じたのだった。
私はどうもこの作家に対して辛辣な評価をしがちになってしまう。作品の欠点が目に付くからしょうがないのだが、それ以上にこの作家の欠点や書く内容が自分の欠点とある程度重なってしまうからなんじゃないかと思う。頭で話をつなげてしまうところとか、思春期特有の思考回路が描かれるあたりが。ロレンスが孤独を嫌がっていることを臆面もなく語っている部分とか。
私はどうもこの作家に対して辛辣な評価をしがちになってしまう。作品の欠点が目に付くからしょうがないのだが、それ以上にこの作家の欠点や書く内容が自分の欠点とある程度重なってしまうからなんじゃないかと思う。頭で話をつなげてしまうところとか、思春期特有の思考回路が描かれるあたりが。ロレンスが孤独を嫌がっていることを臆面もなく語っている部分とか。