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現代通勤事情(上) 自転車なら“痛勤”無縁

日本経済新聞 夕刊 2002.7.2 暮らしルネサンス

いまいち(-10点)
2002年7月3日
ひっちぃ

電車にスシ詰めになって通勤するのではなく、自転車で通勤することを選んだ人たちが紹介されている。自転車ってそんなにいいものだろうか。

満員電車は確かにイヤだ。それは分かる。しかし、自転車もそんなにいいものだろうか。記事では、一時間半もかけて自転車で通勤している人を紹介して、自転車にしてから痩せた、との声を紹介している。しかし、一時間半も毎日毎日通えるものなのか。

それに第一、自転車に乗っていると他になにもできない。電車だと、混んでいても本が読める。東南アジアのエラい人が日本に来て驚いたことの一つに、日本人は電車の中で実に本を読んでいる人が多い、というのを挙げていた。いやマンガも読んでたりするのだけど、さすがに教育の行き届いた国だからこそだ。私は、週刊誌と隔週誌を毎号、それに文庫か新書を一ヶ月に一冊か二冊読んでいる。これだけ読めればだいぶ時間も節約できるし人間的な生活を送れる。

そもそも自転車なんてそんなに運動にならない。それに、車道を走っている人もいるみたいで、非常に危ないし、排気ガスで健康に悪い。歩道を走ると歩行者と衝突する可能性もある。毎日毎日乗っていると気も緩むだろう。私は大学を四年間自転車通学したが、慣れてくると平気で 20キロ 30キロ出していた。それでも経路の半分あまりを川沿いの自転車道路に設定できたことがなにより良かった。そうでなければ一体どれだけ危険なのか。

[参考]
http://www.nikkei.co.jp/

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