大手企業の夏のボーナスの平均が、製造業74万円、非製造業82万円、全体が77万円で去年よりも1%ちょい下がったとかいう、どうでもいい話。

ムカムカしてくるのは気のせいではあるまい。まず一つには製造業に勤める人の賃金がそれ以外の人に比べて安いこと。日本はサービス業の国であって技術なんてものは必要とされてないのである。日本人が何を間違えたか理系で技術者になってしまうと、文系の人よりも生涯賃金で約5000万円くらい少なくなる。それを心しておく必要がある。嫌なら役人にでも転職しなさい。

つぎにムカつくのは、自分がもらった額という現実があって、ごにょごにょごにょ。もらえただけ有難く思わねばならぬと暗示をかける必要がある。

関係ないけど、この調査をした日本経団連というのはこないだ経団連と日経連が合併してできた団体だ。元の名称のどちらにも略せるようになっている。もちろん絶好調トヨタの奥田っちが会長。
会長のボーナスは1億くらいは楽勝でいってるんだろうな(奥田さんクラスにはそのくらいもらっていて欲しいし)。こういう人のボーナスも平均に含まれていて、平均値を猛烈に押し上げているのだろう。

私のようなダメ社員であっても、できれば平均の2/3くらいは欲しい。だめ？