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小誌報道 W杯「疑惑の主審」がローマの検察に告発された!

週刊文春 2002.9.5

まあまあ(10点)
2002年8月29日
ひっちぃ

数日前、産経か日経に小さな記事が載った。今年行われたサッカーワールドカップ 韓国 vs. イタリア で主審を勤めたエクアドルの審判モレノ氏を、日本の週刊誌の報道を見たイタリアの検察だかが訴えたというのだ。案の定その週刊誌は、私の愛読誌・週刊文春の先週号の記事だということが、今週号のこの記事で追加報道された。

向こうの新聞にはっきりと、日本の週刊文春での報道が決め手となったと書かれていたそうだ。内容は主に四点。モレノ氏がワールドカップ後に、フロリダで三週間バカンスを楽しみ、アメリカ車シボレーを購入しただとか、エクアドル本国で審判停止数週間の処分もあり他に適切な審判がいたのに彼がなぜか選ばれただとか、審判を選ぶ委員会の委員が抗議で辞任していたといった内容だった。

イタリアの検察は、モレノ氏を裁判に呼びつけてやるだとか、応じなければ欠席裁判だとか言っているらしい。

日本の週刊誌の報道が外国の検察を動かした例ってそんなにあるんだろうか。それほどイタリアでは敗退の不満が渦巻いているのだろうか。この事件をどう読めばいいのかよくわからないが、とにかく興味深い話だ。

噂の真相は嫌い。

[参考]
http://bunshun.topica.ne.jp/
weekly/
weekly.htm

(最終更新日: 2016年4月29日 by ひっちぃ)

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