ハードウェア
パソコン
Happy Hacking Keyboard Professional 2 墨/無刻印
PFU
傑作(30点)
2012年4月15日
非常にコンパクトなキーボード。文庫本を縦に二冊並べたぐらいの底面積にキーが詰め込まれている。テンキーは当然のことながら、カーソルキーもついていない。静電容量無接点方式という仕事で延々打鍵しているような人が使うプロ仕様のキーボードで使われている方式を採用しており、微妙な押下でも反応してくれる。さらに全体が墨汁のようにつや消しの黒で、なんとキートップに文字が印刷されていない特殊バージョン。
同じ静電容量式なら東プレのキーボードをこれまでに四台も買っているし、どうせ使うならフルキーボードのほうが便利に決まっているのだけど、一方でモバイル用にコンパクトな高級キーボードもあればいいかなと思っていた。
でも高い!小さいんだから安くしてくれたっていいじゃないか。東プレでもフルキーボードが一万八千円台に対してテンキーレスが一万六千円台…って大して変わらないかw でも大きさ比で言うなら一万四千円ぐらいにならないもんかなと思っていたのでいままで買わなかった。しかしたまたま秋葉原のクレバリーというショップの移転セールでこいつが三割引で売られていたので衝動買いしてしまった。でも元の店頭価格が二万二千円台だったんだよなあ。三割引だと一万五六千円台ぐらいになるか?と手早く計算してレジに持っていった。
これを買うまでは東プレの全キー荷重30g版が最強だと思っていて、めちゃめちゃ軽くて繊細なキータッチに惚れ惚れしていたのだけど、今回こいつを使ってみたらキータッチの気持ちよさで上回っていた。一言で言うとホコホコした感じ?キーをストロークし始めたときに若干重い感じがするけれど、少し押し込み始めるとスッと下まで軽く押し込まれる。東プレの場合は押し始めから押し終わりまでが均一な感じなのと比べると、なんと言っていいのか快適なクリック感がある。調べてみたら押下圧45gらしいのだけど、東プレの変荷重のやつの45gのキーよりも軽やかな感じがする。押し始めだけ45gで、押し終わりはひょっとしたら30gよりも軽いかもしれない。
キートップに文字が印刷されていないので、必然的にブラインドタッチもといタッチタイプをする必要がある。一部特殊キーがあってそれだけ覚える必要がある。右下にFnキーというのがあって、こいつを押しながら他のキーを押すことでカーソルキーやHomeキーと同等のキーになる。私はHappy Hacking KeyboardのLiteをずっと使っていたのでこの点ほとんど問題なかった。どうしてもキーが分からなければ「カンニング」するという手もあるw ついでに言うと、Windowsなんかでキーボードが日本語109/106か英語103/101か認識を間違っていてもどうせ文字が刻印されていないのだから気にせず使えるというメリットもあるw
USBキーボードなのだけど、ケーブルが着脱式になっている。というか一万円以上するキーボードは全部ケーブル着脱式にしてほしい。ケーブルが切れたら使えなくなっちゃうじゃん。ヘッドホンなんかだと音質に影響するから高級モデルでも着脱式だったりそうじゃなかったりするのだけど、USBキーボードだったらそんな問題はない。東プレさん考えてよ。
に加えてなんとUSBハブにもなる。2ポートが背面についていて、ここにマウスとかUSBメモリなんかを刺せる。使ってないけど。
好みに応じていくつかの設定があり、背面の小さなカバーをあけたところにあるディップスイッチというやつをいじるとキー配列を一部入れ替えられる。よく言われるのがCtrlキーの位置で、私はタッチタイプを覚えたのが大学のUnixワークステーションのキーボードだったので以前はこだわっていたのだけど、いまはどうだっていい感じ。Emacs系使ってないし。どうせパソコンいじっている時間のほとんどは会社の日本語キーボードいじっているわけだから、家で英語キーボードにしてキーの配置にこだわったって大して意味ないし。いま自分が使っているキーボードは四台あるけれど、三台が英語キーボードで一台が日本語キーボードだ。Windowsキーだって便利だから使ってる。あ、Windowsキーがあるのは一台だけかw Windowsキー+Eでエクスプローラが開くという豆知識を披露しておこう。
でモバイル用に使うことを想定していたのだけど、私が普段使っているAndroidタブレットTOSHIBA AT3S0にはUSBホスト機能がないのでUSBキーボードが使えないし、最近買ったiPadなんかは別売りのオプションでUSBが使えるようになるのだけどキーボードその他の入力デバイスは使えないようにわざわざプロテクトを掛けているらしい。だから家で使うぐらいになっていてもったいないかも。会社で使おうにも私物持込が厳しくなったし。昔はキーボードどころか私物マシンを勝手に持ち込んでも何も言われなかったりしたのになあ。私物のペンがOKでキーボードがダメなのはなぜだ。
いいキーボードを使うと文字を打つのが少し楽しくなる。まあ使っているうちに全然気にしなくなってしまうんだけど、そのときは気分が乗って筆が進んでいるときなのだからいいじゃないか。あとは、キーボードにいくら払えるのか?という話になる。私の場合、フルキーボードで二万以下、コンパクトなら一万五千円ぐらいならいいかなあと思ったから買ったけれど、今回のこれは私から見ても高すぎる。特売という幸運がなかったら縁がなかったと思う。それはこうして実際に使って満足している今でもそう思う。また一万五千円ぐらいで売られていたら予備に買うかもしれないけれど、それより高かったら買わないだろうなあ。なおさら普通の人には高すぎるだろうから、私は勧めないことにする。
同じ静電容量式なら東プレのキーボードをこれまでに四台も買っているし、どうせ使うならフルキーボードのほうが便利に決まっているのだけど、一方でモバイル用にコンパクトな高級キーボードもあればいいかなと思っていた。
でも高い!小さいんだから安くしてくれたっていいじゃないか。東プレでもフルキーボードが一万八千円台に対してテンキーレスが一万六千円台…って大して変わらないかw でも大きさ比で言うなら一万四千円ぐらいにならないもんかなと思っていたのでいままで買わなかった。しかしたまたま秋葉原のクレバリーというショップの移転セールでこいつが三割引で売られていたので衝動買いしてしまった。でも元の店頭価格が二万二千円台だったんだよなあ。三割引だと一万五六千円台ぐらいになるか?と手早く計算してレジに持っていった。
これを買うまでは東プレの全キー荷重30g版が最強だと思っていて、めちゃめちゃ軽くて繊細なキータッチに惚れ惚れしていたのだけど、今回こいつを使ってみたらキータッチの気持ちよさで上回っていた。一言で言うとホコホコした感じ?キーをストロークし始めたときに若干重い感じがするけれど、少し押し込み始めるとスッと下まで軽く押し込まれる。東プレの場合は押し始めから押し終わりまでが均一な感じなのと比べると、なんと言っていいのか快適なクリック感がある。調べてみたら押下圧45gらしいのだけど、東プレの変荷重のやつの45gのキーよりも軽やかな感じがする。押し始めだけ45gで、押し終わりはひょっとしたら30gよりも軽いかもしれない。
キートップに文字が印刷されていないので、必然的にブラインドタッチもといタッチタイプをする必要がある。一部特殊キーがあってそれだけ覚える必要がある。右下にFnキーというのがあって、こいつを押しながら他のキーを押すことでカーソルキーやHomeキーと同等のキーになる。私はHappy Hacking KeyboardのLiteをずっと使っていたのでこの点ほとんど問題なかった。どうしてもキーが分からなければ「カンニング」するという手もあるw ついでに言うと、Windowsなんかでキーボードが日本語109/106か英語103/101か認識を間違っていてもどうせ文字が刻印されていないのだから気にせず使えるというメリットもあるw
USBキーボードなのだけど、ケーブルが着脱式になっている。というか一万円以上するキーボードは全部ケーブル着脱式にしてほしい。ケーブルが切れたら使えなくなっちゃうじゃん。ヘッドホンなんかだと音質に影響するから高級モデルでも着脱式だったりそうじゃなかったりするのだけど、USBキーボードだったらそんな問題はない。東プレさん考えてよ。
に加えてなんとUSBハブにもなる。2ポートが背面についていて、ここにマウスとかUSBメモリなんかを刺せる。使ってないけど。
好みに応じていくつかの設定があり、背面の小さなカバーをあけたところにあるディップスイッチというやつをいじるとキー配列を一部入れ替えられる。よく言われるのがCtrlキーの位置で、私はタッチタイプを覚えたのが大学のUnixワークステーションのキーボードだったので以前はこだわっていたのだけど、いまはどうだっていい感じ。Emacs系使ってないし。どうせパソコンいじっている時間のほとんどは会社の日本語キーボードいじっているわけだから、家で英語キーボードにしてキーの配置にこだわったって大して意味ないし。いま自分が使っているキーボードは四台あるけれど、三台が英語キーボードで一台が日本語キーボードだ。Windowsキーだって便利だから使ってる。あ、Windowsキーがあるのは一台だけかw Windowsキー+Eでエクスプローラが開くという豆知識を披露しておこう。
でモバイル用に使うことを想定していたのだけど、私が普段使っているAndroidタブレットTOSHIBA AT3S0にはUSBホスト機能がないのでUSBキーボードが使えないし、最近買ったiPadなんかは別売りのオプションでUSBが使えるようになるのだけどキーボードその他の入力デバイスは使えないようにわざわざプロテクトを掛けているらしい。だから家で使うぐらいになっていてもったいないかも。会社で使おうにも私物持込が厳しくなったし。昔はキーボードどころか私物マシンを勝手に持ち込んでも何も言われなかったりしたのになあ。私物のペンがOKでキーボードがダメなのはなぜだ。
いいキーボードを使うと文字を打つのが少し楽しくなる。まあ使っているうちに全然気にしなくなってしまうんだけど、そのときは気分が乗って筆が進んでいるときなのだからいいじゃないか。あとは、キーボードにいくら払えるのか?という話になる。私の場合、フルキーボードで二万以下、コンパクトなら一万五千円ぐらいならいいかなあと思ったから買ったけれど、今回のこれは私から見ても高すぎる。特売という幸運がなかったら縁がなかったと思う。それはこうして実際に使って満足している今でもそう思う。また一万五千円ぐらいで売られていたら予備に買うかもしれないけれど、それより高かったら買わないだろうなあ。なおさら普通の人には高すぎるだろうから、私は勧めないことにする。
(最終更新日: 2012年4月15日 by ひっちぃ)