ハードウェア
携帯電話・スマートフォン
isai FL LGL24
au by KDDI, LG Electronics
傑作(30点)
2015年9月16日
携帯電話の通信技術LTEで米クアルコムと並ぶほどの特許を持つ韓国LG電子が、本気で日本市場を獲るためにグローバルモデルG3をベースにauと共同開発して2014年7月に出したAndroidスマートフォン。日本で初めてWQHD(2560x1440)の画面解像度を持つほか、防水とフルセグ(地上デジタル波放送)といった日本独自の機能も押さえ、大々的にコマーシャルを打って売り出していた。
が、振るわず、早くも確か2014年8月末ぐらいから投げ売りが始まってしまった。自分は2014年9月にサムスン電子のGalaxy S5 SCL23とともに一括0円のキャッシュバック三万二千円で契約した。色は青を選んだ。めっちゃ青い。
iPhone 6 Plusと同じ5.5インチの大画面に、iPhone 6 PlusのフルHD(1920x1024)よりも高いWQHD(2560x1440)という細かい解像度を持っており、電子書籍とくにマンガを見るには最適のスペックを誇っている。液晶の発色もとてもきれいで美しい。こいつでマンガを見るようになってから、8インチや10インチのタブレットでマンガを読む機会がグッと減った。タブレットの大きい画面は見やすいけれど、寝っ転がって読むと姿勢に制約が出る。5.5インチだといつでも持ち歩けるし。
ただその反面、画面を処理するのに負荷が掛かるためか、前世代のisai LGL22と比べて動作とくにスクロールなんかが少し引っかかるようになっている。また、メモリが2GBのままに据え置かれたためか、アプリを切り替えて戻ってきた時にメモリに再ロードされることが目立つ。次世代のisai VL LGV31ではメモリが3GBに増えたので、メーカーもこの点は気にしていたのかもしれない。
背面にボリュームボタンがあるという変わった特徴は引き継がれた。これは別に悪くないと思うのだけど、独特すぎて避けている人もいそう。デザインは個人の好みにもよるだろうけれどモッサリしていてちょっとダサいと思う。でも無駄に大きくなく、iPhone 6 Plusと比べて持ちやすいし実用的だと思う。
こいつがサクサク動いてくれれば言うことないのだけど、そうするとバッテリー消費が大きくなるだろうからこれでいいと思う。2ちゃんねるを見るときに使う2chMateを使うんだったら、同じタイミングで手に入れたGalaxy S5 SCL23の方がヌルヌル動いて最高なのだけど、このisai FL LGL24は電子書籍を見たりブラウザで調べものをしたりするときに最高なので、目的によって選べば良いと思う。
次世代のisai VL LGV31はauのVoLTE対応になってしまったので、mineoなどのau系MVNOでは現時点で使えない。その点このisai FL LGL24は最後の非VoLTE機なので価値が保たれている。まあいずれMVNOにもVoLTEが解放されるとみられているので時間の問題かもしれないけれど。
ヘッドフォン端子での音質はまあまあ。Galaxy S5 SCL23のほうが少し上だと思うけれど、HTC J One HTL22と同じぐらい良い音だと思う。ただ、標準でついてる音楽アプリの動作がひどくて、起動直後はスクロールが引っかかってプチフリどころか完全に数秒フリーズする。メモリが少ないせいか他のアプリ使ってるとほぼ毎回再ロードされるので、曲を選ぶたびに固まってイライラする。見た目はいいのだけど使い物にならないので、別のソフトを入れて使うほうがいい。
PCとの同期用のソフトのフォントがチャチくて不安になる。使い勝手はあんまり変わったことをしなければまあまあ使えると思う。
前世代のisai LGL22よりもバッテリーが持つ気がする。消費電力は上がっていると思うのだけど、バッテリーの容量も増えているし、無駄に電力を喰わないようになっているのだと思う。isai LGL22は自分なりの用途で二日連続で使うとバッテリーが不足気味だったけれど、このisai FL LGL24は十分もってくれる。
どうでもいいことだけど、コマーシャルが素晴らしかった。「ゲスの極み乙女」というバンドの音楽にのせて川口春奈という女の子がただ歩くだけの様子がとても良かった。
とても気に入ったのでもう一台確保したかったのだけど、早々に在庫がなくなってしまった。LGは落ち目だけどもっとがんばってほしい。もしこのisai FL LGL24が壊れたら、次は投げ売りされていなくてもLGを検討する。
が、振るわず、早くも確か2014年8月末ぐらいから投げ売りが始まってしまった。自分は2014年9月にサムスン電子のGalaxy S5 SCL23とともに一括0円のキャッシュバック三万二千円で契約した。色は青を選んだ。めっちゃ青い。
iPhone 6 Plusと同じ5.5インチの大画面に、iPhone 6 PlusのフルHD(1920x1024)よりも高いWQHD(2560x1440)という細かい解像度を持っており、電子書籍とくにマンガを見るには最適のスペックを誇っている。液晶の発色もとてもきれいで美しい。こいつでマンガを見るようになってから、8インチや10インチのタブレットでマンガを読む機会がグッと減った。タブレットの大きい画面は見やすいけれど、寝っ転がって読むと姿勢に制約が出る。5.5インチだといつでも持ち歩けるし。
ただその反面、画面を処理するのに負荷が掛かるためか、前世代のisai LGL22と比べて動作とくにスクロールなんかが少し引っかかるようになっている。また、メモリが2GBのままに据え置かれたためか、アプリを切り替えて戻ってきた時にメモリに再ロードされることが目立つ。次世代のisai VL LGV31ではメモリが3GBに増えたので、メーカーもこの点は気にしていたのかもしれない。
背面にボリュームボタンがあるという変わった特徴は引き継がれた。これは別に悪くないと思うのだけど、独特すぎて避けている人もいそう。デザインは個人の好みにもよるだろうけれどモッサリしていてちょっとダサいと思う。でも無駄に大きくなく、iPhone 6 Plusと比べて持ちやすいし実用的だと思う。
こいつがサクサク動いてくれれば言うことないのだけど、そうするとバッテリー消費が大きくなるだろうからこれでいいと思う。2ちゃんねるを見るときに使う2chMateを使うんだったら、同じタイミングで手に入れたGalaxy S5 SCL23の方がヌルヌル動いて最高なのだけど、このisai FL LGL24は電子書籍を見たりブラウザで調べものをしたりするときに最高なので、目的によって選べば良いと思う。
次世代のisai VL LGV31はauのVoLTE対応になってしまったので、mineoなどのau系MVNOでは現時点で使えない。その点このisai FL LGL24は最後の非VoLTE機なので価値が保たれている。まあいずれMVNOにもVoLTEが解放されるとみられているので時間の問題かもしれないけれど。
ヘッドフォン端子での音質はまあまあ。Galaxy S5 SCL23のほうが少し上だと思うけれど、HTC J One HTL22と同じぐらい良い音だと思う。ただ、標準でついてる音楽アプリの動作がひどくて、起動直後はスクロールが引っかかってプチフリどころか完全に数秒フリーズする。メモリが少ないせいか他のアプリ使ってるとほぼ毎回再ロードされるので、曲を選ぶたびに固まってイライラする。見た目はいいのだけど使い物にならないので、別のソフトを入れて使うほうがいい。
PCとの同期用のソフトのフォントがチャチくて不安になる。使い勝手はあんまり変わったことをしなければまあまあ使えると思う。
前世代のisai LGL22よりもバッテリーが持つ気がする。消費電力は上がっていると思うのだけど、バッテリーの容量も増えているし、無駄に電力を喰わないようになっているのだと思う。isai LGL22は自分なりの用途で二日連続で使うとバッテリーが不足気味だったけれど、このisai FL LGL24は十分もってくれる。
どうでもいいことだけど、コマーシャルが素晴らしかった。「ゲスの極み乙女」というバンドの音楽にのせて川口春奈という女の子がただ歩くだけの様子がとても良かった。
とても気に入ったのでもう一台確保したかったのだけど、早々に在庫がなくなってしまった。LGは落ち目だけどもっとがんばってほしい。もしこのisai FL LGL24が壊れたら、次は投げ売りされていなくてもLGを検討する。