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デビルメイクライ2

CAPCOM

まあまあ(10点)
2003年2月8日
わたなべ

「スタイリッシュ」を強調する、斬る撃つ倒すのアクションゲーム。格闘ゲームとしては防御がないのが辛いが、撃ちまくり斬りまくるのも悪くはない。

北欧あたり(?)の神話っぽくして、画面は暗め、主人公(ディスク2枚組でそれぞれに主人公1人ずつ)がカッコつける。朝の電車の中とかでこのゲームを思い出すとなぜか笑ってしまうというオマケつき。たぶん主人公の髪の色が銀髪とか赤なのは画面を暗めにしたせいではないかと思う。日本語字幕に英語のセリフ、しかしストーリーはほとんど空っぽ。まあそんなことはどうでもいい。要はアクションゲームに必要なのは爽快感だ。その点ではスピード感がイマイチかなぁ。まあ、スピードってもともと日本の格闘アクションゲームにあまりない要素だそうだけど。

とりあえず感想を言うと、主人公のジャンプ力と回避能力は半端じゃない。壁走りもできる。私は普通のアクションゲームでもジャンプ力は与えすぎだと思っているが、デビルメイクライのそれは驚異的というかなんというか…とにかく最初に感じたのは「そりゃ無理だろう」ということ。3階4階まで平気でジャンプしちゃうんだもん。リアル系のキャラで2段ジャンプされると萎えるよ。

それから、ダンテの回避に関しては、ああいう動きで回避するとモーションが大きくなって避けづらい気もするが、そのへんはゲームなので許すしかない。撃つほうに関しては、残弾数を気にせずに済むので戦闘中はほとんど常に撃っていることになってしまう。

ルシア編に出てくる水中戦闘に関しては、いまいちな感じがした。ストレスたまるし、妙に長いし。だいたいなんであの女、エラ呼吸ができるんだ。おかしいじゃないか。

まあでも、斬り上げ+撃ちまくって空中殺とか、回避+タコ殴りとか、変身だとか、戦闘に関してはなかなか悪くない。鬼武者ほどの斬鉄感(?)はないけど、なかなか気持ちいいと思うよ。

最後にひとつ。私はダンテ編で一度ハングした。画面が止まって、操作も何も受けつけなくなった。タコボス前のドアの上に登ったところで、主人公が隠れて見えなくなるんだけど、そこで壁走りかジャンプかどっちかしたら動かなくなってしまったのだ。

[参考]
http://www.capcom.co.jp/devil2/

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