ハードウェア
オーディオ・ビジュアル
FLIP4
JBL
傑作(30点)
2018年1月24日
アメリカのオーディオブランドJBLが出している防水のBluetooth(無線接続)スピーカー。スマートフォンなどと無線で接続して、スマートフォンに入っている音楽をお風呂やプールなどの水場で鳴らすことが出来る。
定期巡回しているヨドバシカメラ新宿西口店で、Bluetoothスピーカーの説明会みたいなイベントをやっていたので見ていたら、いままでBluetoothスピーカーにはほとんど興味がなかったのだけど、防水だったら入浴中に音楽を聴くことが出来るということに気づいたので買ってみた。説明会では他にBoseやソニーの製品も取り上げていたけれど、防水なのはこのJBLが唯一無二だったのでこれしか選択肢にならなかった。一万二千円ぐらいした。
使い方は簡単で、ペアリングを済ませていると電源を入れただけで自動的に以前接続したことのあるスマートフォンなんかと接続してくれて、以後スマートフォンのスピーカーの代わりに鳴ってくれる。最初のペアリングはちょっと手間が掛かるけれど簡単で、ボタンを押してペアリングモードにしてからスマートフォン側でBluetooth機器をスキャンしたら製品名が出てくるので選ぶだけ。
音は良くも悪くも全然ハイファイではないけれど、重低音を強調した活きのいい音を出す。ポップスやロックと相性がいい。接続のコーデックはSBCだけみたいだけど、まったく気にならなかった。ちなみに買う前にどんな方式に対応しているのか店員さんに訊いてみたのだけど、おばさん店員さんはまったく知らなかった。すぐ隣でBluetoothヘッドホンとか扱っているのに、ちょっと不勉強なんじゃないかと思った。まあその代わりこの製品を複数用意して接続する方法なんかはよく知っていた。
こいつの前のモデルが叩き売られていたけれど、こいつになってから完全防水になったので、安いからと前のモデルに手を出すのはちょっと考えてからの方がいい。要は、水中に落っことしても大丈夫かどうかで、だからといって水中でずっと使えるわけではなくて、よく覚えていないけれど水の中は一分程度しか保証していないと思った。一方、前のモデルは水が掛かっても大丈夫という程度の防水なので水没するとダメになる可能性があるけれど、落としてもすぐに引き上げれば多分大丈夫なんじゃないかと思う。水が染み込むのですぐに乾燥させたほうがいいけど。
本体が筒形をしていて、両端の円形部分から音が出るようになっていて、どういう仕組みだかよく知らないけれど振動するようになっている。完全防水だとスピーカーユニットを守るために密閉しなければならなくて音がこもるものらしいのだけど、うまいこと外殻を振動させることによって音の抜けをよくしているらしい。触ると本当に振動していて面白い。
機能としては、ボリュームの上げ下げ、再生と停止と曲送り、あと電話を取ることも出来るらしいけど試したことがない。さすがに曲選びは出来ないけれどそれはしょうがない。店員さんによれば、ジップロックかなにかでスマホを包んで風呂の中で操作する人もいるらしい。 外側が樹脂製のネットのようになっており、すごく丈夫そう。見た目からして防水っぽい。主要なボタンがネットの上についているのがなにげにオシャレ(死語?)でいい。
これの一回りほど大きい上位モデルと、ラジカセ(死語)のようにバカでかいモデルもある。バカでかいモデルはすごく物欲を刺激されたけれど、普通のサイズでも十分すぎるほど大きい音が出るし、本体が大きくても収納に困るだけなので買わなかった。
防水にこだわらなければ、全方位から聴けるというBoseの製品にも惹かれた。ソニーの製品には特に惹かれなかったけれど、Boseなんかは造りが悪くてアマゾンなんかで低評価がついている製品があるので、安心したければ国内設計(?)のソニーもアリだと思う。ただ、自分にとっては防水が絶対条件だったため、そうでなかったら多分買わなかったであろうJBLを選ぶことになった。最近になって韓国のサムスンに親会社ごと買収された。
機能や性能にこだわらなければ、安いBluetoothスピーカーなんて結構市場にあふれている。発売当初は二万円以上したJawbone MINI JAMBOXが、バルク品なら三千五百円でフジヤエービックで売られている。こいつはズボンのポケットにも入るぐらいの大きさなのに、やはり迫力のある音を出す(防水ではない)。
このFLIP4は風呂場で音楽を聴くというライフスタイルが手に入るのだから素晴らしい製品だと思う。もっと競合製品が出て色々楽しませてほしい。
ピュアオーディオ好きからすれば、スタンド付きでニアフィールドのちゃんとしたステレオを聴かせてくれる製品が欲しいところだけど、そもそも風呂場は反響音が大きいオーディオにまったく適さない部屋なので難しそう。そこまでいくと購買層も少なくなるだろうし。
使い方は簡単で、ペアリングを済ませていると電源を入れただけで自動的に以前接続したことのあるスマートフォンなんかと接続してくれて、以後スマートフォンのスピーカーの代わりに鳴ってくれる。最初のペアリングはちょっと手間が掛かるけれど簡単で、ボタンを押してペアリングモードにしてからスマートフォン側でBluetooth機器をスキャンしたら製品名が出てくるので選ぶだけ。
音は良くも悪くも全然ハイファイではないけれど、重低音を強調した活きのいい音を出す。ポップスやロックと相性がいい。接続のコーデックはSBCだけみたいだけど、まったく気にならなかった。ちなみに買う前にどんな方式に対応しているのか店員さんに訊いてみたのだけど、おばさん店員さんはまったく知らなかった。すぐ隣でBluetoothヘッドホンとか扱っているのに、ちょっと不勉強なんじゃないかと思った。まあその代わりこの製品を複数用意して接続する方法なんかはよく知っていた。
こいつの前のモデルが叩き売られていたけれど、こいつになってから完全防水になったので、安いからと前のモデルに手を出すのはちょっと考えてからの方がいい。要は、水中に落っことしても大丈夫かどうかで、だからといって水中でずっと使えるわけではなくて、よく覚えていないけれど水の中は一分程度しか保証していないと思った。一方、前のモデルは水が掛かっても大丈夫という程度の防水なので水没するとダメになる可能性があるけれど、落としてもすぐに引き上げれば多分大丈夫なんじゃないかと思う。水が染み込むのですぐに乾燥させたほうがいいけど。
本体が筒形をしていて、両端の円形部分から音が出るようになっていて、どういう仕組みだかよく知らないけれど振動するようになっている。完全防水だとスピーカーユニットを守るために密閉しなければならなくて音がこもるものらしいのだけど、うまいこと外殻を振動させることによって音の抜けをよくしているらしい。触ると本当に振動していて面白い。
機能としては、ボリュームの上げ下げ、再生と停止と曲送り、あと電話を取ることも出来るらしいけど試したことがない。さすがに曲選びは出来ないけれどそれはしょうがない。店員さんによれば、ジップロックかなにかでスマホを包んで風呂の中で操作する人もいるらしい。 外側が樹脂製のネットのようになっており、すごく丈夫そう。見た目からして防水っぽい。主要なボタンがネットの上についているのがなにげにオシャレ(死語?)でいい。
これの一回りほど大きい上位モデルと、ラジカセ(死語)のようにバカでかいモデルもある。バカでかいモデルはすごく物欲を刺激されたけれど、普通のサイズでも十分すぎるほど大きい音が出るし、本体が大きくても収納に困るだけなので買わなかった。
防水にこだわらなければ、全方位から聴けるというBoseの製品にも惹かれた。ソニーの製品には特に惹かれなかったけれど、Boseなんかは造りが悪くてアマゾンなんかで低評価がついている製品があるので、安心したければ国内設計(?)のソニーもアリだと思う。ただ、自分にとっては防水が絶対条件だったため、そうでなかったら多分買わなかったであろうJBLを選ぶことになった。最近になって韓国のサムスンに親会社ごと買収された。
機能や性能にこだわらなければ、安いBluetoothスピーカーなんて結構市場にあふれている。発売当初は二万円以上したJawbone MINI JAMBOXが、バルク品なら三千五百円でフジヤエービックで売られている。こいつはズボンのポケットにも入るぐらいの大きさなのに、やはり迫力のある音を出す(防水ではない)。
このFLIP4は風呂場で音楽を聴くというライフスタイルが手に入るのだから素晴らしい製品だと思う。もっと競合製品が出て色々楽しませてほしい。
ピュアオーディオ好きからすれば、スタンド付きでニアフィールドのちゃんとしたステレオを聴かせてくれる製品が欲しいところだけど、そもそも風呂場は反響音が大きいオーディオにまったく適さない部屋なので難しそう。そこまでいくと購買層も少なくなるだろうし。
(最終更新日: 2018年1月24日 by ひっちぃ)