スクウェアとENIXが合併してできた美竜ゲーム。ドラゴンが美しく、飛んでいて気持ちいい。この操作のはがゆさと無理のない気持ちのよい方向転換(まるで戦闘妖精雪風におけるスーパーシルフのような動き)、強烈なＧがかかりそうな回避といった空中戦と、米軍の空爆を思い起こさせる低空戦による敵軍の虐殺、そして三國無双を彷彿させる地上戦のバッサバッサ感というゲームの要素を備えている。

登場人物は特殊な儀式を経た「契約者」と呼ばれる奴で、みな多かれ少なかれ精神が病んでおり、モンスターと「契約」して強大な力を持つに至ったキャラクター。暗め基調のグラフィックスとマッチしている。ストーリーは一本道のようでいて枝葉が分かれているが、枝を探索していくことで同じようでいて少し異なるイベントを見ることになる。アクションの気持い良さと、いかにも後味の悪そうな雰囲気をかもしだしている陰鬱なストーリーがミスマッチだがまあそのくらいはいいかな。あとは…武器が多すぎてよくわからない。こんだけあるのに飛び道具はないのか。

まだ途中だが、期待できるのではないかと思う。