映画、テレビ番組、舞台芸術
洋画
6デイズ/7ナイツ
アイバン・ライトマン監督
まあまあ(10点)
2002年2月22日
映画に詳しくない人に対してこの映画を説明するならば、ハリソン・フォードのロマンス入り漂流モノ。
いい感じのカップルが旅行でタヒチの近くの島に来た。そのときのタヒチとその島とのチャーター機の老パイロットがハリソン・フォード。カップルの女性の方はキャリア・ウーマンで、急にタヒチに戻らなくてはならなくなり、そこでハリソン・フォードというか役名クインと嵐に巻き込まれて島に墜落する。
ヒロインのアン・ヘッシュという女優がいい感じ。ショートヘアでボーイッシュ。吹き替えの声優がハスキー系の人らしく、感情によって声の感じが全然違うのが多少気になった。本物の声もこんな感じだったのかも。幼さが顔に残り、日本人好みかも。
脱出に、壊れた飛行機の車輪の代わりに、旧日本軍の水上飛行機の足を使うところが面白い。日の丸と漢字入り。
この映画に何かがダブるなと思ったら、ガイナックスのアニメ「不思議の海のナディア」だった。シリーズ中、主人公たちが無人島で生きていかなければならなくなる場面がある。ダブったのは、ぶーぶー文句を言う露出度の高いヒロイン、それだけなのかもしれない。ただ、私自身なぜか印象的だった。まさか影響を受けているなんてことは…。悪役は海賊だし。
もう普通に娯楽映画。風邪で寝ているいまの私にぴったりだった。
6デイズだとか7ナイツだとか言うぐらいだから、もっと厳密に日付を分けて、きっちりと漂流モノを描いているのだと思ったら、ぜんぜん違う。すいすいと進んでいってそのまま終わる。
ヒロインのタヒチ旅行での相手の男と、クイン(ハリソン・フォード)の友達の女が、互いに相手を失った悲しみがどうこう、いやいけないよ、などと妙なしかし真剣なロマンスを繰り広げるのも面白い。人間観察っぽい。
結論はというと、ヒロインが魅力的ではなかったら、つまらない作品だっただろうと思う。かわいいヒロインが、泥や砂にまみれて一生懸命なところ、それがこの映画の私にとっての良さだった。引き合いに出した「不思議の海のナディア」も多分同じ。
いい感じのカップルが旅行でタヒチの近くの島に来た。そのときのタヒチとその島とのチャーター機の老パイロットがハリソン・フォード。カップルの女性の方はキャリア・ウーマンで、急にタヒチに戻らなくてはならなくなり、そこでハリソン・フォードというか役名クインと嵐に巻き込まれて島に墜落する。
ヒロインのアン・ヘッシュという女優がいい感じ。ショートヘアでボーイッシュ。吹き替えの声優がハスキー系の人らしく、感情によって声の感じが全然違うのが多少気になった。本物の声もこんな感じだったのかも。幼さが顔に残り、日本人好みかも。
脱出に、壊れた飛行機の車輪の代わりに、旧日本軍の水上飛行機の足を使うところが面白い。日の丸と漢字入り。
この映画に何かがダブるなと思ったら、ガイナックスのアニメ「不思議の海のナディア」だった。シリーズ中、主人公たちが無人島で生きていかなければならなくなる場面がある。ダブったのは、ぶーぶー文句を言う露出度の高いヒロイン、それだけなのかもしれない。ただ、私自身なぜか印象的だった。まさか影響を受けているなんてことは…。悪役は海賊だし。
もう普通に娯楽映画。風邪で寝ているいまの私にぴったりだった。
6デイズだとか7ナイツだとか言うぐらいだから、もっと厳密に日付を分けて、きっちりと漂流モノを描いているのだと思ったら、ぜんぜん違う。すいすいと進んでいってそのまま終わる。
ヒロインのタヒチ旅行での相手の男と、クイン(ハリソン・フォード)の友達の女が、互いに相手を失った悲しみがどうこう、いやいけないよ、などと妙なしかし真剣なロマンスを繰り広げるのも面白い。人間観察っぽい。
結論はというと、ヒロインが魅力的ではなかったら、つまらない作品だっただろうと思う。かわいいヒロインが、泥や砂にまみれて一生懸命なところ、それがこの映画の私にとっての良さだった。引き合いに出した「不思議の海のナディア」も多分同じ。