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【Minecraft】飛べ、沙花叉――。新ホロ鯖でさかまたのエリトラ入手を手伝うの巻!!!!!【天音かなた/ホロライブ】
Kanata Ch. 天音かなた (YouTube 2023.1.25)
傑作(30点)
2023年2月7日
天使の女の子のアバターをまとって動画サイトYouTubeでゲーム実況などのアイドル活動をしているホロライブ所属VTuber天音かなたが、箱庭ゲーム「マインクラフト」のホロライブ専用新サーバで後輩の沙花叉クロヱがエリトラ(空を飛べるアイテム)を手に入れるのを手伝うため一緒にエンドポータルを目指す。
マインクラフトって自分も一度遊んだことがあって、ブロックで作られた世界で自給自足をするのが楽しかったのだけど、ソロプレイだと孤独なサバイバルになるほか、強い素材を集めるためにわざわざ世界を探検しなくても地面を延々と彫り続ければいいと気づいたときに急にやる気がなくなってしまった。
でもこのゲームはマルチプレイができて、テレビ東京「有吉ぃぃeeeee!」でも芸人たちがみんなで探検しているのが楽しそうだったし、ホロライブでは去年ゲームの中で夏祭りや運動会をやっていたのもおもしろかった。今回、ホロライブ専用の新サーバーが作られたことで、メンバーがまた新たに一から探検するとのことなので見てみた。とても楽しかった。
今回、後輩の沙花叉が初心者なので(?)、かなたそ(天音かなた)はキャリー(手伝い)している。かなたそはマインクラフトのPocket Editionをやりこんでいたらしく、手慣れた操作でどんどん進んでいた。
沙花叉が欲しがっているエリトラはエンドポータルと呼ばれる場所を通った先にあるらしく、エンドポータルは地下深くにある要塞と呼ばれる場所にあるみたいなので、まずは要塞の場所を探すために地表でエンドパールというアイテムを放り投げ、それが指し示す方向へと進んでいく。大体の場所が分かったらそこから一気に地下へと掘り進む。
かなたそと沙花叉の凸凹コンビが楽しい。マウントを取ろうとする先輩と生意気な後輩とが早口で掛け合いをしている。天音かなたはマシンガントークがウリで、普段のソロ配信ではリスナーのコメントを自分で拾っては突っ込んでを繰り返しているけれど、コラボだとそのスピードについてこれる人がなかなかいないように思う。今回沙花叉は小ボケを繰り返しており、二人の掛け合いがよくかみ合っていてとてもよかった。
去年同じく箱ゲーのRUSTで雪花ラミィを加えた三人でラージオイルリグを攻略しにいったコラボ配信がとても楽しくて、この三人でこれからも色々やってくれたらいいのになあと思っていた。RUSTでは他に、かなたとラミィ、ラミィと沙花叉、それぞれでコラボをしていたけれど、ラミィはちょっと冷めたツッコミをするのでそのあとの空気が微妙になってしまいがちだと思う。かなたと沙花叉のコンビだとかなたがツッコミ寄りではあるけれどダブルボケダブルツッコミになるので、ヘンな方向には進むけれど熱量があってすごくいいと思う。ここにラミィが加わるとクールダウンすることによる笑いも起きて一番なのかな。でもラミィと沙花叉には他に主要なコラボ相手がいるせいか、かなたそとはあまりコラボしないのだった。
っていうか、かなたはルーナ以外の他の同期二人とは最近ほとんど絡んでいない。このまえソロ配信で配信開始時刻に遅刻したときに、リスナーから4期生コラボを求められたのに対して言葉を濁していた。そのせいか、先日急に深夜0時半からソロ配信を開始し、その時間帯でよく活動している角巻わためとマインクラフトの洋館で出会ってほんの少し突発コラボをしていた。不仲説を払拭したいという思いがあったのではないかと勘ぐってしまう。
この日の配信はエンドポータルを見つけたところで終わった。続きはまた次回へ持ち越しになった。
その後、もう一人の同期である常闇トワが兎田ぺこらと獅白ぼたんと三人でマインクラフトのコラボをすることになり、エンドポータルの先にいるエンダードラゴン戦がたまたま同じ日になってしまったので、かなたは主催者がぺこらだと思ってぺこらと調整したらしい。
そして当日、偶然トワと出会ったのだけど、かなたはトワには極力関わらないようにしているように見えた。トワが地下へ潜る縦穴を降りるときに、沙花叉のぶちまけたアイテムの一部を取ってしまったことをリスナーから指摘され、その問題を解決するためにトワが沙花叉に確認を取ったのだけど、高価なダイヤ装備もその中に含まれているにも関わらず、沙花叉とかなたは気にせずもらってくれとトワに言っていた。見ていて不自然に感じた。
そもそも旧サーバーにあったエリトラをトワがなくしてしまったのでぺこらとぼたんがトワのエリトラ探しを手伝う形でコラボをすることになったらしく、当初の予定ではかなたと沙花叉がエンダードラゴンを倒したあとに便乗する形でエンドワールドへと抜ける予定だったみたいだったのだけど、沙花叉の寝坊らしい動きからかたなたちの予定がズレてしまい、結局ぺこらたちがいったんエンダードラゴンを倒した。その後、かなたは沙花叉にエンダードラゴン戦を体験させたかったみたいで、復活アイテムを使って一度倒されたエンダードラゴンを復活させた。そのアイテムはぺこらもかなたたちのことを考えて用意していた。
という一連の流れが一部のリスナーから不審に思われ、ぺこらたちがかなたたちの予定を邪魔をしただとか、沙花叉が寝坊したせいですべて狂っただとか、そんなこんなでまとめサイトが騒ぎを取り上げて囃し立てていた。
いっそ五人でコラボできなかったんだろうか?どっちも最終目的はエリトラを手に入れることだったわけだし、エンダードラゴンを少人数で討伐することにこだわりがあるとは思えなかった。かなたそが沙花叉に倒させることに意味を見出した可能性もあるけれど、沙花叉は昔エンダードラゴンを倒した覚えがあるとも言っていた。撮れ高が欲しかったんだろうか?というかそもそも沙花叉は本当に寝坊したんだろうか?
ぺこらとかなたはそれぞれ相手と調整済みだと言っていたので、当初自分は当事者同士が納得しているのだしリスナーが外野で騒ぐようなことじゃないと思っていたのだけど、やっぱり見ていて疑問が残ってすっきりしなかった。
仲良しごっこを演出するために(?)、配信者同士が裏で色々と飲み込んでリスナーに見せないようにしているんだろうか。今回色々と不自然な形になったのも、ひょっとしたら最善の形として着地した結果なのかもしれない。
最終的に装備も腕も万全で人数もいたぺこらたちはエリトラを手に入れて持って帰ることができ、かなたと沙花叉も一度全滅したあとで急ごしらえの装備でなんとかエリトラを手に入れたものの帰りにやられて結局持って帰ることができなかった。かなたは途中で矢が足りなくなったのに対してぼたんは無限弓を持ってきていた。
道中は自分の中ではかなたと沙花叉のほうがおもしろかったんだけど、配信として見たらぺこらたちのほうがうまくいっていてすっきりと見終わることができた。こういうところが数字の差として出ているのだろうか?
かなたとトワとの関係は実のところどうなっているのだろうか?
これが小説だったら、常闇トワと天音かなたは一時期仲が良かったのに疎遠になっていました、本当は仲良くしたいのに互いに持っていないものを羨ましがってギクシャクしていました、しかし互いの気持ちに気づいて再び仲良くなりました、みたいな物語があって感動できるんだろうけど、これは現実(?)なのでそううまくはいかない。というか、実際の現実とは別に、キャスト(配信者)がリスナーに見せたい偶像というのもあってさらに話がややこしくなっている(本当は仲良くないけど仲良く見せようとか)。
脚本があるんだったらその脚本を批判すればいいのだけど、現実だったら一体どうしたらいいのだろう。この新しい形のパフォーマンス?作品?に対してどう扱っていいのか分からなくなった。
野球は筋書のないドラマだからおもしろい、とちびまる子ちゃんの父親であるヒロシが力説していたとおり、シナリオがなくて現実の人間同士がリアルな感情(?)を抱いて動くところがおもしろいんだけど、リアリティショーでは悪役になった人がリスナーからの悪意にさらされて自殺したこともたびたびあった。ホロライブではそこまではいかなくても、自身の行動に対して批判が集まってメンタルをやられてしまったっぽい人が見られた。
それでもこれだけ人が集まってみんな仲良さそうにしているっていうのはすごいことだと思うし、あまり深いことを考えずに素直に彼女たちを応援したい普通のファンにとってはそれがなによりだと思う。
とまあそんなことを考えてしまったけれど、普通にこの配信は愉快な女の子二人組がマインクラフトの世界を冒険する楽しい配信なのでぜひ見てみてほしい(こんな紹介されて楽しめるか!って言われそうだけど)。
マインクラフトって自分も一度遊んだことがあって、ブロックで作られた世界で自給自足をするのが楽しかったのだけど、ソロプレイだと孤独なサバイバルになるほか、強い素材を集めるためにわざわざ世界を探検しなくても地面を延々と彫り続ければいいと気づいたときに急にやる気がなくなってしまった。
でもこのゲームはマルチプレイができて、テレビ東京「有吉ぃぃeeeee!」でも芸人たちがみんなで探検しているのが楽しそうだったし、ホロライブでは去年ゲームの中で夏祭りや運動会をやっていたのもおもしろかった。今回、ホロライブ専用の新サーバーが作られたことで、メンバーがまた新たに一から探検するとのことなので見てみた。とても楽しかった。
今回、後輩の沙花叉が初心者なので(?)、かなたそ(天音かなた)はキャリー(手伝い)している。かなたそはマインクラフトのPocket Editionをやりこんでいたらしく、手慣れた操作でどんどん進んでいた。
沙花叉が欲しがっているエリトラはエンドポータルと呼ばれる場所を通った先にあるらしく、エンドポータルは地下深くにある要塞と呼ばれる場所にあるみたいなので、まずは要塞の場所を探すために地表でエンドパールというアイテムを放り投げ、それが指し示す方向へと進んでいく。大体の場所が分かったらそこから一気に地下へと掘り進む。
かなたそと沙花叉の凸凹コンビが楽しい。マウントを取ろうとする先輩と生意気な後輩とが早口で掛け合いをしている。天音かなたはマシンガントークがウリで、普段のソロ配信ではリスナーのコメントを自分で拾っては突っ込んでを繰り返しているけれど、コラボだとそのスピードについてこれる人がなかなかいないように思う。今回沙花叉は小ボケを繰り返しており、二人の掛け合いがよくかみ合っていてとてもよかった。
去年同じく箱ゲーのRUSTで雪花ラミィを加えた三人でラージオイルリグを攻略しにいったコラボ配信がとても楽しくて、この三人でこれからも色々やってくれたらいいのになあと思っていた。RUSTでは他に、かなたとラミィ、ラミィと沙花叉、それぞれでコラボをしていたけれど、ラミィはちょっと冷めたツッコミをするのでそのあとの空気が微妙になってしまいがちだと思う。かなたと沙花叉のコンビだとかなたがツッコミ寄りではあるけれどダブルボケダブルツッコミになるので、ヘンな方向には進むけれど熱量があってすごくいいと思う。ここにラミィが加わるとクールダウンすることによる笑いも起きて一番なのかな。でもラミィと沙花叉には他に主要なコラボ相手がいるせいか、かなたそとはあまりコラボしないのだった。
っていうか、かなたはルーナ以外の他の同期二人とは最近ほとんど絡んでいない。このまえソロ配信で配信開始時刻に遅刻したときに、リスナーから4期生コラボを求められたのに対して言葉を濁していた。そのせいか、先日急に深夜0時半からソロ配信を開始し、その時間帯でよく活動している角巻わためとマインクラフトの洋館で出会ってほんの少し突発コラボをしていた。不仲説を払拭したいという思いがあったのではないかと勘ぐってしまう。
この日の配信はエンドポータルを見つけたところで終わった。続きはまた次回へ持ち越しになった。
その後、もう一人の同期である常闇トワが兎田ぺこらと獅白ぼたんと三人でマインクラフトのコラボをすることになり、エンドポータルの先にいるエンダードラゴン戦がたまたま同じ日になってしまったので、かなたは主催者がぺこらだと思ってぺこらと調整したらしい。
そして当日、偶然トワと出会ったのだけど、かなたはトワには極力関わらないようにしているように見えた。トワが地下へ潜る縦穴を降りるときに、沙花叉のぶちまけたアイテムの一部を取ってしまったことをリスナーから指摘され、その問題を解決するためにトワが沙花叉に確認を取ったのだけど、高価なダイヤ装備もその中に含まれているにも関わらず、沙花叉とかなたは気にせずもらってくれとトワに言っていた。見ていて不自然に感じた。
そもそも旧サーバーにあったエリトラをトワがなくしてしまったのでぺこらとぼたんがトワのエリトラ探しを手伝う形でコラボをすることになったらしく、当初の予定ではかなたと沙花叉がエンダードラゴンを倒したあとに便乗する形でエンドワールドへと抜ける予定だったみたいだったのだけど、沙花叉の寝坊らしい動きからかたなたちの予定がズレてしまい、結局ぺこらたちがいったんエンダードラゴンを倒した。その後、かなたは沙花叉にエンダードラゴン戦を体験させたかったみたいで、復活アイテムを使って一度倒されたエンダードラゴンを復活させた。そのアイテムはぺこらもかなたたちのことを考えて用意していた。
という一連の流れが一部のリスナーから不審に思われ、ぺこらたちがかなたたちの予定を邪魔をしただとか、沙花叉が寝坊したせいですべて狂っただとか、そんなこんなでまとめサイトが騒ぎを取り上げて囃し立てていた。
いっそ五人でコラボできなかったんだろうか?どっちも最終目的はエリトラを手に入れることだったわけだし、エンダードラゴンを少人数で討伐することにこだわりがあるとは思えなかった。かなたそが沙花叉に倒させることに意味を見出した可能性もあるけれど、沙花叉は昔エンダードラゴンを倒した覚えがあるとも言っていた。撮れ高が欲しかったんだろうか?というかそもそも沙花叉は本当に寝坊したんだろうか?
ぺこらとかなたはそれぞれ相手と調整済みだと言っていたので、当初自分は当事者同士が納得しているのだしリスナーが外野で騒ぐようなことじゃないと思っていたのだけど、やっぱり見ていて疑問が残ってすっきりしなかった。
仲良しごっこを演出するために(?)、配信者同士が裏で色々と飲み込んでリスナーに見せないようにしているんだろうか。今回色々と不自然な形になったのも、ひょっとしたら最善の形として着地した結果なのかもしれない。
最終的に装備も腕も万全で人数もいたぺこらたちはエリトラを手に入れて持って帰ることができ、かなたと沙花叉も一度全滅したあとで急ごしらえの装備でなんとかエリトラを手に入れたものの帰りにやられて結局持って帰ることができなかった。かなたは途中で矢が足りなくなったのに対してぼたんは無限弓を持ってきていた。
道中は自分の中ではかなたと沙花叉のほうがおもしろかったんだけど、配信として見たらぺこらたちのほうがうまくいっていてすっきりと見終わることができた。こういうところが数字の差として出ているのだろうか?
かなたとトワとの関係は実のところどうなっているのだろうか?
これが小説だったら、常闇トワと天音かなたは一時期仲が良かったのに疎遠になっていました、本当は仲良くしたいのに互いに持っていないものを羨ましがってギクシャクしていました、しかし互いの気持ちに気づいて再び仲良くなりました、みたいな物語があって感動できるんだろうけど、これは現実(?)なのでそううまくはいかない。というか、実際の現実とは別に、キャスト(配信者)がリスナーに見せたい偶像というのもあってさらに話がややこしくなっている(本当は仲良くないけど仲良く見せようとか)。
脚本があるんだったらその脚本を批判すればいいのだけど、現実だったら一体どうしたらいいのだろう。この新しい形のパフォーマンス?作品?に対してどう扱っていいのか分からなくなった。
野球は筋書のないドラマだからおもしろい、とちびまる子ちゃんの父親であるヒロシが力説していたとおり、シナリオがなくて現実の人間同士がリアルな感情(?)を抱いて動くところがおもしろいんだけど、リアリティショーでは悪役になった人がリスナーからの悪意にさらされて自殺したこともたびたびあった。ホロライブではそこまではいかなくても、自身の行動に対して批判が集まってメンタルをやられてしまったっぽい人が見られた。
それでもこれだけ人が集まってみんな仲良さそうにしているっていうのはすごいことだと思うし、あまり深いことを考えずに素直に彼女たちを応援したい普通のファンにとってはそれがなによりだと思う。
とまあそんなことを考えてしまったけれど、普通にこの配信は愉快な女の子二人組がマインクラフトの世界を冒険する楽しい配信なのでぜひ見てみてほしい(こんな紹介されて楽しめるか!って言われそうだけど)。