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星街すいせい - Stellar Stellar / THE FIRST TAKE
THE FIRST TAKE (YouTube 2023.1.20)
まあまあ(10点)
2023年2月11日
アニメの女の子のアバターをかぶって動画サイトYouTubeでゲーム実況しながら歌手としてアイドル活動しているホロライブ所属VTuber星街すいせいが、いろんなアーティストに一発録りで歌わせるTHE FIRST TAKEという企画に出演した回。自身のヒット曲Stellar Stellarをアコースティックバージョンで歌っている。
自分は星街すいせいとこの曲が結構好きなので時々この曲を聴いているのだけど、THE FIRST TAKEという企画は大嫌いで、中途半端なライブ感を出して完成度の低い音楽をアーティストのオナニーで出していてあざといなと思うのと、そもそも本当に一発録りなのかという根本的な疑念も抱いていた。
でもどうやら一発録りであることは確かみたいで、この動画ではいきなり歌声が大きすぎてクリッピングしている。事前に録音レベルとか調整したんだろうけど、ひょっとしたら星街すいせいが緊張しててリハーサルよりもちょっと声が大きくなっちゃったのかもしれない。計らずもこういう基本的なアクシデントにより作り物でないことが明らかになった。
という点を除けば、相変わらず素晴らしい歌声だと思うし、VTuberとして初めての参加者ということで一般層にもアピールできたんじゃないかと勝手に誇らしい気持ちになった。まあライブ感みたいなものはそれほどいいとは思えなかったんだけど。
トレードマークの(?)チェックの上着を着ていなかったのが意外だった。大人っぽくて良かったんだけど、チェックにこだわりはなかったんだなと意外に思った。
もしこれが星街すいせいじゃなくて他のVTuberでたとえば天音かなただったとして、謎の天使の輪っかとか生徒会の腕章をつけたまま映像化されていたらちょっとウケたかも。さくらみこがテレビ東京の音楽祭に出たけど普通に巫女服っぽい女の子だったし。猫又おかゆが猫耳で歌う姿とか一般人はどう思うんだろうか。
この曲は夜に生きている日陰の(?)女性が自分は受け身のお姫様じゃなくて自分から能動的に動く王子様のほうなんだと歌っていて、他のホロライブメンバーの感想なんかを見てもそこがいいと言っている声が目立ったので、それを念頭にじっくりと歌詞に注意して聴いてみたのだけど、肝心の「王子様」という単語が全然見つからなくて不思議に思っていた。
そこでネットで歌詞を調べたら、自分は「王子様」を「おじさま」と空耳していた(!)ことがわかった。「迎えに行く王子様さ」を「迎えにいくおじさまが」だと思っていた。え?おじさまって誰?おじさまにもらわれていっちゃうの?ヘンな歌詞だなあと本気で思っていた。
曲が先か詩が先か知らないけれど、後に作った方のセンスがなさすぎる。よりによってこんな重要なワードを日本語のイントネーション無視してあてはめるんだから。椎名林檎の曲にもよくこういうのがあって意味不明に聞こえた歌があったのを思い出した。星街すいせいは椎名林檎縛りで歌枠(カラオケ配信)をやるほど好きみたいなのでこういうの気にしないんだろうか。
Stellar Stellarという曲名のセンスがいいと思う。なぜ同じ単語を重ねることで実際に言葉が口から出た感というか独特の詩的な感じが出ていると思う。starじゃなくてstellarなのが中二病っぽい(笑)。moonじゃなくてlunaみたいな。タイトルとしては能動的に動く星ということでやっぱり「彗星」「ほうき星」みたいなほうがいいと思うんだけど(結局のところ彗星は恒星の重力に引っ張られて動いているんだけど)、そもそも星街すいせいのキャッチコピーが「彗星のごとく現れた~」なんだった。「すいせい」は彼女の生き方を体現した言葉なのだろう。
2ndアルバムSpectorは1stよりも全体的に良かった。どこが良かったと言われるとそんなにはっきりとしたものは出てこないんだけど、とりあえず繰り返し聞いてみたくなる出来だったと思う。単独ライブも行われたらしい。
この動画の歌がいいと思った人は、まずはちゃんと完成されているオリジナルのStellar Stellarを聴いてみてほしい。で、他のオリジナル曲なりカバー曲なり歌枠なりを聴いていけばいいと思う。
自分は星街すいせいとこの曲が結構好きなので時々この曲を聴いているのだけど、THE FIRST TAKEという企画は大嫌いで、中途半端なライブ感を出して完成度の低い音楽をアーティストのオナニーで出していてあざといなと思うのと、そもそも本当に一発録りなのかという根本的な疑念も抱いていた。
でもどうやら一発録りであることは確かみたいで、この動画ではいきなり歌声が大きすぎてクリッピングしている。事前に録音レベルとか調整したんだろうけど、ひょっとしたら星街すいせいが緊張しててリハーサルよりもちょっと声が大きくなっちゃったのかもしれない。計らずもこういう基本的なアクシデントにより作り物でないことが明らかになった。
という点を除けば、相変わらず素晴らしい歌声だと思うし、VTuberとして初めての参加者ということで一般層にもアピールできたんじゃないかと勝手に誇らしい気持ちになった。まあライブ感みたいなものはそれほどいいとは思えなかったんだけど。
トレードマークの(?)チェックの上着を着ていなかったのが意外だった。大人っぽくて良かったんだけど、チェックにこだわりはなかったんだなと意外に思った。
もしこれが星街すいせいじゃなくて他のVTuberでたとえば天音かなただったとして、謎の天使の輪っかとか生徒会の腕章をつけたまま映像化されていたらちょっとウケたかも。さくらみこがテレビ東京の音楽祭に出たけど普通に巫女服っぽい女の子だったし。猫又おかゆが猫耳で歌う姿とか一般人はどう思うんだろうか。
この曲は夜に生きている日陰の(?)女性が自分は受け身のお姫様じゃなくて自分から能動的に動く王子様のほうなんだと歌っていて、他のホロライブメンバーの感想なんかを見てもそこがいいと言っている声が目立ったので、それを念頭にじっくりと歌詞に注意して聴いてみたのだけど、肝心の「王子様」という単語が全然見つからなくて不思議に思っていた。
そこでネットで歌詞を調べたら、自分は「王子様」を「おじさま」と空耳していた(!)ことがわかった。「迎えに行く王子様さ」を「迎えにいくおじさまが」だと思っていた。え?おじさまって誰?おじさまにもらわれていっちゃうの?ヘンな歌詞だなあと本気で思っていた。
曲が先か詩が先か知らないけれど、後に作った方のセンスがなさすぎる。よりによってこんな重要なワードを日本語のイントネーション無視してあてはめるんだから。椎名林檎の曲にもよくこういうのがあって意味不明に聞こえた歌があったのを思い出した。星街すいせいは椎名林檎縛りで歌枠(カラオケ配信)をやるほど好きみたいなのでこういうの気にしないんだろうか。
Stellar Stellarという曲名のセンスがいいと思う。なぜ同じ単語を重ねることで実際に言葉が口から出た感というか独特の詩的な感じが出ていると思う。starじゃなくてstellarなのが中二病っぽい(笑)。moonじゃなくてlunaみたいな。タイトルとしては能動的に動く星ということでやっぱり「彗星」「ほうき星」みたいなほうがいいと思うんだけど(結局のところ彗星は恒星の重力に引っ張られて動いているんだけど)、そもそも星街すいせいのキャッチコピーが「彗星のごとく現れた~」なんだった。「すいせい」は彼女の生き方を体現した言葉なのだろう。
2ndアルバムSpectorは1stよりも全体的に良かった。どこが良かったと言われるとそんなにはっきりとしたものは出てこないんだけど、とりあえず繰り返し聞いてみたくなる出来だったと思う。単独ライブも行われたらしい。
この動画の歌がいいと思った人は、まずはちゃんと完成されているオリジナルのStellar Stellarを聴いてみてほしい。で、他のオリジナル曲なりカバー曲なり歌枠なりを聴いていけばいいと思う。
[参考]
https://www.youtube.com/
watch?v=AAsRtnbDs-0
(最終更新日: 2023年2月11日 by ひっちぃ)