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【エイプリルフール】私たち、入れ替わってる――!!? #かマクラ 【天音かなた/ホロライブ】
Kanata Ch. 天音かなた (YouTube 2023.4.1)
まあまあ(10点)
2023年4月2日
天使の女の子のアバターをかぶって動画サイトYouTubeでゲーム実況などのアイドル活動をしているホロライブ所属VTuber天音かなたが、エイプリルフールに仲の良い3人のメンバーに声を掛け、アバターと中身を入れ替えてオンラインゲーム「一致するまで終われまテン」で遊んだ配信。
前に任天堂「世界のアソビ大全」をやったメンバー(宝鍾マリン、天音かなた、雪花ラミィ、沙花叉クロヱ)がまた集まったのでかなり期待して見てみたのだけど、ファンとしてはおもしろかったもののいろいろと微妙だった。
今回やったゲーム「一致するまで終われまテン」は、以前兎田ぺこらがホロライブ3期生と同ゲーマーズを集めて8人でやって同時視聴者十数万人を記録したことがあった。「日本を代表する企業といえば?」みたいな誰でも答えられるお題が画面に表示され、それを見てみんなでごく簡単に相談してからそれぞれが思った答えを書いて答えを一致させるという単純なパーティゲームなんだけど、なかなか一致しなくて誰かしら見当違いな答えを書いて変わった個性があぶりだされてみんなから叩かれるのがおもしろかった。
今回はそのゲームで遊ぶだけじゃなくて、なんとエイプリルフール企画で出演者のアバターと中の人を入れ替えて配信している。これも兎田ぺこらが全人類兎化計画でぺこらのアバターをみんなで好き勝手に使っておもちゃにする企画があって、ぺこらがやりそうもない動作をやっていたので笑った。
この鉄板企画を二つ合わせたら絶対におもしろいだろうと思ったかどうかは知らないけれど、フタをあけてみたら本人も言っているように地獄企画となってしまった。まあエイプリルフール企画としてやっているのである程度想定はしていたんだと思うけど。
コラボ企画だとカメラが固定なので、中身が入れ替わっているということが非常に分かりにくかった。互いのものまねをしている時点で十分おもしろいんだけど、中身が入れ替わっていることを楽しもうとすると画面のどこを見ればいいのかわからなくなり、余計な努力を強いられている気がして自分は途中であきらめた。
宝鍾マリンと天音かなたが入れ替わり、雪花ラミィと沙花叉クロヱが入れ替わっている。完全にシャッフルしていたらもっと混乱したと思うので、2組にしたのは正解だったと思う。船長(マリン)が声低いのに対してラミィと沙花叉は高いので、この組み合わせ以外はちょっと考えづらいと思う。
マリンはメンバーのことをよく見ている上にかなたのことは裏でよくやりとりしているせいかネタが豊富でおもしろかった。特に最近のマイクラ公式コラボでのかなたの男性を徹底的に避けてずっと地面を見ていたのをさっそく取り入れていてウケた。これ船長のやさしさだよなあ。…遊んでるだけかもしれないけどw かなたも船長のものまねの定番を抑えていてよかった。はにゃ~んも聞いてみたかった。
ラミィが沙花叉の字の汚さをまねしているのが再現度高くてウケた。ほかにも沙花叉の定番のセリフを一通りやっており、ラミィのちょっとバカにしたような言い方がおもしろかった。一方で沙花叉によるラミィのものまねは、独特のしゃくれたしゃべりかたまでマネしなければならないのがちょっと難しかったと思うんだけど、声質がそれなりに近いこともあって一応通じた。
沙花叉も最初は回答を手書きしていたのだけど、次からはフォントを使っていたのがウケた。そうしないとラミィのものまねにならなくなっちゃうし、ラミィによる沙花叉のものまねの邪魔になってしまう。あとゴシック体の回答が妙にラミィのシュールなイメージに合っていてよかった。
でもそもそも汚くて読めない字の人がいる時点で全員の回答が一致したかどうかすぐには分からないので悪手だったと思う。あと、みんなと違う答えを書いた人を「その答えは違うだろ」と袋叩きにするという、このゲームで一番おいしい流れがほとんど出てこなかったのも痛かった。誰が書いたのか一瞬わからなかったし、話の内容よりもものまねのほうに気を取られてしまった。
というかそもそもこのゲームってパーティゲームなだけあって誰が遊んでも楽しくなるようにできているので、わざわざトークがうまいメンバーを集めてやるようなもんじゃないと思う。多人数コラボってどうしてもそうなっちゃうよなあ。瞬発力のある飛び道具を持っている人のほうが求められがちかも。
かなたそがしゃべりすぎだったと思う。そのおかげで間断なく話が続いて最低限の質は保証されたんだけど、ラミィと沙花叉があまり前に出てこれなかったと思う。音量のバランス的にもそうだった。船長はガヤ的にいい感じでネタを放り込んでいてよかったので、もっとぐいぐいくるタイプの人とだったらいいバランスだったのかもしれない。自由すぎるポルカとか。でもものまねしなきゃいけない時点で船長みたいな芸達者な人じゃないとこの企画だったら厳しかっただろうな。
これはこれで自分は楽しめたけれど人には勧めづらいので、同じ面子でまた違った形でやってみてほしい。
前に任天堂「世界のアソビ大全」をやったメンバー(宝鍾マリン、天音かなた、雪花ラミィ、沙花叉クロヱ)がまた集まったのでかなり期待して見てみたのだけど、ファンとしてはおもしろかったもののいろいろと微妙だった。
今回やったゲーム「一致するまで終われまテン」は、以前兎田ぺこらがホロライブ3期生と同ゲーマーズを集めて8人でやって同時視聴者十数万人を記録したことがあった。「日本を代表する企業といえば?」みたいな誰でも答えられるお題が画面に表示され、それを見てみんなでごく簡単に相談してからそれぞれが思った答えを書いて答えを一致させるという単純なパーティゲームなんだけど、なかなか一致しなくて誰かしら見当違いな答えを書いて変わった個性があぶりだされてみんなから叩かれるのがおもしろかった。
今回はそのゲームで遊ぶだけじゃなくて、なんとエイプリルフール企画で出演者のアバターと中の人を入れ替えて配信している。これも兎田ぺこらが全人類兎化計画でぺこらのアバターをみんなで好き勝手に使っておもちゃにする企画があって、ぺこらがやりそうもない動作をやっていたので笑った。
この鉄板企画を二つ合わせたら絶対におもしろいだろうと思ったかどうかは知らないけれど、フタをあけてみたら本人も言っているように地獄企画となってしまった。まあエイプリルフール企画としてやっているのである程度想定はしていたんだと思うけど。
コラボ企画だとカメラが固定なので、中身が入れ替わっているということが非常に分かりにくかった。互いのものまねをしている時点で十分おもしろいんだけど、中身が入れ替わっていることを楽しもうとすると画面のどこを見ればいいのかわからなくなり、余計な努力を強いられている気がして自分は途中であきらめた。
宝鍾マリンと天音かなたが入れ替わり、雪花ラミィと沙花叉クロヱが入れ替わっている。完全にシャッフルしていたらもっと混乱したと思うので、2組にしたのは正解だったと思う。船長(マリン)が声低いのに対してラミィと沙花叉は高いので、この組み合わせ以外はちょっと考えづらいと思う。
マリンはメンバーのことをよく見ている上にかなたのことは裏でよくやりとりしているせいかネタが豊富でおもしろかった。特に最近のマイクラ公式コラボでのかなたの男性を徹底的に避けてずっと地面を見ていたのをさっそく取り入れていてウケた。これ船長のやさしさだよなあ。…遊んでるだけかもしれないけどw かなたも船長のものまねの定番を抑えていてよかった。はにゃ~んも聞いてみたかった。
ラミィが沙花叉の字の汚さをまねしているのが再現度高くてウケた。ほかにも沙花叉の定番のセリフを一通りやっており、ラミィのちょっとバカにしたような言い方がおもしろかった。一方で沙花叉によるラミィのものまねは、独特のしゃくれたしゃべりかたまでマネしなければならないのがちょっと難しかったと思うんだけど、声質がそれなりに近いこともあって一応通じた。
沙花叉も最初は回答を手書きしていたのだけど、次からはフォントを使っていたのがウケた。そうしないとラミィのものまねにならなくなっちゃうし、ラミィによる沙花叉のものまねの邪魔になってしまう。あとゴシック体の回答が妙にラミィのシュールなイメージに合っていてよかった。
でもそもそも汚くて読めない字の人がいる時点で全員の回答が一致したかどうかすぐには分からないので悪手だったと思う。あと、みんなと違う答えを書いた人を「その答えは違うだろ」と袋叩きにするという、このゲームで一番おいしい流れがほとんど出てこなかったのも痛かった。誰が書いたのか一瞬わからなかったし、話の内容よりもものまねのほうに気を取られてしまった。
というかそもそもこのゲームってパーティゲームなだけあって誰が遊んでも楽しくなるようにできているので、わざわざトークがうまいメンバーを集めてやるようなもんじゃないと思う。多人数コラボってどうしてもそうなっちゃうよなあ。瞬発力のある飛び道具を持っている人のほうが求められがちかも。
かなたそがしゃべりすぎだったと思う。そのおかげで間断なく話が続いて最低限の質は保証されたんだけど、ラミィと沙花叉があまり前に出てこれなかったと思う。音量のバランス的にもそうだった。船長はガヤ的にいい感じでネタを放り込んでいてよかったので、もっとぐいぐいくるタイプの人とだったらいいバランスだったのかもしれない。自由すぎるポルカとか。でもものまねしなきゃいけない時点で船長みたいな芸達者な人じゃないとこの企画だったら厳しかっただろうな。
これはこれで自分は楽しめたけれど人には勧めづらいので、同じ面子でまた違った形でやってみてほしい。