評 review の RSS
評 review の静的版 とその ziptar.gz
表 top
評 reviews
称 about us
・ 全カテゴリ
  ・ 映画、テレビ番組、舞台芸術
    ・ バラエティ番組

【凸待ち】アソビ大全!!ホロメンを待ってます!!!(日本語)

Mori Calliope Ch. hololive-EN (YouTube 2024.5.28)

まあまあ(10点)
2024年5月31日
ひっちぃ

死神の女性のアバターをかぶって動画サイトYouTubeで歌手やゲーム実況などのアイドル活動をしているホロライブ所属アメリカ人VTuber森カリオペが、世界のいろんなゲームが楽しめる任天堂「アソビ大全」を凸待ちつまり事前のアポなしで他のメンバーと突発的に勝負した配信。

正直「アソビ大全」のコラボ配信はしょうもないものが多いので基本的にはよほど好きな配信者じゃないと見ないんだけど、アメリカ人のカリオペが日本語でやるというので気になって見てみた。カリオペは日本語をだいぶしゃべれるので語学的にはまったく心配していないんだけど、日本のメンバーが乗ってくるのか気になったから。

始めて早々は誰も来なかったのでカリオペは好きなブラックジャックを一人で始める。ブラックジャックってコラボで対戦するとみんなバカの一つ覚えのようにたくさん掛けまくって負けまくって笑い合うというほんとくだらない勝負の見本のようなプレイになりがちなんだけど、カリオペはちゃんと掛けのテクニックを使って勝ちに行っていて、CPU戦だけど普通に楽しめた。

あいかわらずイメージと合わないおっとりした日本語で、豊かな声で朴訥にリスナーに語り掛けてくるのがよかった。以前見た配信では同居人が寝ているから声を落としていたみたいなんだけど、今回も朝早いと言っていたのでそうだったのかもしれない。日本語のイントネーションはまさに外人といった感じで、たぶんこのぐらい外人っぽいしゃべりかたのほうが逆に日本人としても嬉しいんじゃないかと思う。

エコー芸がおもしろい。ちょっと決め台詞とかおどけたことを言うときだけエコーをオンにしているだけなんだけど、決め台詞はかっこよく響くし、おどけたときは何割り増しかでおもしろくなる。ホロライブでは少なくとも日本勢は誰もやってないと思う。

ブラックジャックの勝負が一セット終わった頃を見計らったかのように、ホロライブの日本勢の新人であるReGLOSSの音乃瀬奏が凸してきた。こっちも気の抜けたようなおっとりした日本語で相性がよかった。音量レベルが高すぎてちょっと音が割れていたのは残念だった。奏はカリオペがカバーしたCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」に触れて賞賛していた。

奏はよく知らないけど韓国人っぽくて、でも日本語もネイティブのようにしゃべれて、英語もそこそこいけるみたいだった。このあたり、公式の情報がないのでよくわからない。前に韓国語を他のメンバーに教える配信もしていたので、語学に堪能なのは間違いない。日本語の配信だけど、向こうのリスナーにも気を使ったのかunbelievable!みたいな簡単な英語も話していてニヤリとした。対戦自体はコネクトフォーとボクシングとエアホッケーで割とぬるかった。

その後しばらくまた一人でブラックジャックを続けたのち、同じ英語勢のキアラが入ってきたのだけど、アカウントの問題でネットワークサービスが使えなかったらしく、いったん抜けていった。

入れ替わるように、はあちゃまこと赤井はあとが入ってきた。対戦ゲームは彼女の好きなダイスゲームのヨットだった。カリオペはあんまりやったことないと言っていてプレイ回数も0だったけど一応やりかたは知っていたみたいだった。日本勢の間で流行っていたことだし、他のメンバーの配信を見たことはあったんだろう。

はあちゃまがなにかの話の流れでカリオペにMかどうか聞いていてウケた。カリオペはそれには答えなかったけど、女の子は基本的に攻められたい方だよねみたいに続けたので、やるやんと思った。

続いてカリオペが得意なゲームということでブラックジャックをやったのだけど、このときはカリオペもバカみたいに掛けていてつまらなかった。Fのつく言葉という定番の流れもあったけどそこまでウケてはいなかった。日本のリスナーのほうが多かったからだろうか。

自分がホロライブを見始めた頃、赤井はあとは喉を傷めていたみたいで正直聞いていられなかったけど、最近はだいぶ回復したみたいで普通に聞けた。オーストラリアの高校に留学していたことがあって英語はしゃべれるけれど、今回は企画の主旨を守って日本語でずっとしゃべっていた。今度は英語の配信のときに行くよみたいなことを言っていてかっこよかった。

最後、ネットワークサービスが使えるようになったキアラが入ってきた。サクッと五目並べをやったあとでドット&ボックスをやっていた。キアラのほうが日本語がうまいので、アニメの話を振ってゲームに集中できないようにする作戦がウケた。カリオペはいま見てるアニメとして「怪獣8号」を挙げておもしろいと言っていた。一方のキアラは自分の好きな作品として化物語シリーズを挙げてキャラ談義に持ち込んでいた。二人とも偶然撫子が一番好きという点で一致していた。他にもキアラは斧乃木余接とか老倉育とかが好きだと言っていて、ちょっとコアなファンなんだなと思った。

キアラが日本に行ったときにアルパカを見に行ったと言ったのだけど、それに対してカリオペは祖父がアルパカを牧場で飼っていたと言っていた。さすがテキサス。

締めに2ndメジャーアルバムの宣伝をしていた。カリオペはホロライブの中では音楽がトップクラスに売れているほうだったと思う。星街すいせいと違って英語なので世界に広く売れるのが大きいと思う。

というわけで最初はちょっとした心配から見始めたのであまり期待していなかったんだけど、思ったよりおもしろかったし割と記憶に残ったので感想を書いてみた。すごくおもしろいというわけではないのでそれほど勧めはしないけど、アメリカ人の女性が日本語で交流している配信に興味があれば見てみるといいと思う。

[参考]
https://www.youtube.com/
watch?v=NFcp-IksXaI

(最終更新日: 2024年5月31日 by ひっちぃ)

コメントする 画像をアップする 戻る

Copyright © manuke.com 2002-2024 All rights reserved.