映画、テレビ番組、舞台芸術
アニメ
映画 クレヨンしんちゃん 「ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者」
本郷みつる監督
まあまあ(10点)
2009年7月20日
生意気な幼稚園児しんのすけと野原一家が世界を救うクレヨンしんちゃん映画シリーズ16作目は、ファンタジー世界の帝王アセ・ダク・ダークの魔の手から人間界を守る。
劇中劇である特撮ヒーローのアクション仮面が金色の剣で敵を両断したエピソードを見た主人公の園児しんのすけは、新発売された金色の剣のおもちゃを母親にねだるのだった。子供向けのアニメや特撮ヒーロー番組によくあるおもちゃ会社とのタイアップの真実が、この作品では実にあっけらかんと描かれていてウケた。
ちょっとファンタジーを強調しすぎて過剰というか独特な演出が見られる。ミュージカル風というか。最後の戦いで、意外なものが金の矛や銀の盾だったというたね明かしや、勝負の流れを盛り上げたりギャグで笑わせたりと緩急ある演出がそこそこ楽しめた。
このシリーズって結構アクションシーンに凝っていて、正直自分はあまり好みじゃないのだけど、毎回色んな趣向があってそれなりに興味深い。今回はCGを使った戦闘機同士のドッグファイトがあってこれが結構よく出来ていてびっくりした。でもってWikipediaを見てみたら、主人公しんのすけの乗った戦闘機の名前が、旧日本軍の局地戦闘機「震電」をもじって「しん電」になっていて笑った。
ラスト、ヒロインの暮らす世界とつながる扉で別れをするシーンで、ドラえもんの長編映画「のび太の宇宙開拓史」を思い出した。しんのすけがヒロインを信じられなくて一回裏切るところが印象に残った。
正直、いい大人が好んで見るような作品ではないと思うけど、見たら見たでそれなりに楽しめる作品ではあると思う。
劇中劇である特撮ヒーローのアクション仮面が金色の剣で敵を両断したエピソードを見た主人公の園児しんのすけは、新発売された金色の剣のおもちゃを母親にねだるのだった。子供向けのアニメや特撮ヒーロー番組によくあるおもちゃ会社とのタイアップの真実が、この作品では実にあっけらかんと描かれていてウケた。
ちょっとファンタジーを強調しすぎて過剰というか独特な演出が見られる。ミュージカル風というか。最後の戦いで、意外なものが金の矛や銀の盾だったというたね明かしや、勝負の流れを盛り上げたりギャグで笑わせたりと緩急ある演出がそこそこ楽しめた。
このシリーズって結構アクションシーンに凝っていて、正直自分はあまり好みじゃないのだけど、毎回色んな趣向があってそれなりに興味深い。今回はCGを使った戦闘機同士のドッグファイトがあってこれが結構よく出来ていてびっくりした。でもってWikipediaを見てみたら、主人公しんのすけの乗った戦闘機の名前が、旧日本軍の局地戦闘機「震電」をもじって「しん電」になっていて笑った。
ラスト、ヒロインの暮らす世界とつながる扉で別れをするシーンで、ドラえもんの長編映画「のび太の宇宙開拓史」を思い出した。しんのすけがヒロインを信じられなくて一回裏切るところが印象に残った。
正直、いい大人が好んで見るような作品ではないと思うけど、見たら見たでそれなりに楽しめる作品ではあると思う。
(最終更新日: 2009年12月8日 by ひっちぃ)