高い。麺とスープと少々の具でなぜここまで高いのか。牛丼が一杯 290円で食べれるご時世に、なぜラーメン一杯に 500円以上も払わなければならないのか。

おまけにテレビは様々な特色を持つラーメン屋特集を組んでおり、いかにもな高級感やこだわりを煽っている。スープから先に口をつけろだとかラーメンではなく中華そばと呼べだとかいう頑固オヤジという勘違いの話をしているのではない。ごくフツーのラーメン屋の話だ。

高いならおいしいかと思うと全然大したことがない。スーパーで買ってきて家で生ラーメンを作ったほうがおいしい場合がほとんどだ。さすがに激辛ラーメンだけはスーパーには売っていないが、シンプルなラーメンの味を求めるならスーパーのほうがおいしい。しかも格段に安い。

外食でラーメンを食べるやつはハッキリ言ってアホだ。

それでなぜ私がここまで怒り心頭なのかというと、チャーハンを食べたくて近くのラーメン屋に入ったところ、メニューを隅から隅まで眺めてもどこにも書いていない。おいまさかラーメン屋なのにチャーハンも置いてないのかと。この店の料理人はチャーハンもロクに作れないのかと。それともあれか、ラーメン屋であって中華料理屋じゃないからとでも言うのか？

道を歩いていていかにも本格的とばかりの店構えのラーメン屋を見ると腹が立ってしょうがない。筆書きで独自の口上をそれらしく書いてある店なんか特にムカつく。どうせ大したことない味ちゃうんかと。