評 review の RSS
評 review の静的版 とその ziptar.gz
表 top
評 reviews
称 about us

評への評の作成

あなたの名前 
あなたのメール 
 未登録またはログインしないままで評を書くと、その評は登録者によって書き換えられたり、準管理者によって削除されたりする可能性があります。 
織田信長
長編歴史小説「徳川家康」で有名な著者が書いた織田信長の話。文庫で全五巻。

冒頭は子供の頃の信長の相撲をやる描写から始まる。なぜかここだけかなり印象にのこっている。織田信長という風雲児を印象づけたこの書き出しはかなり素晴らしい。

ところが、著者が持っている信長像というのがそもそも貧弱な気がする。私は代表作の徳川家康のほうを読んでいないのでなんとも言えないが、著者は本当に信長を書きたかったのだろうか。あるいは家康の対比として書いておきたかっただけのような気がする。

物語の最後があっけないし、読後の印象もあまりよくなかった。

五巻全部読んだ私がこう言うのもなんだが、当時は大して面白くなくても全部読む習慣があったから読んだのだと思う。家族で田舎に帰るときに、田舎で暇な時間を過ごすために買って読んだという経緯が
あったのも大きい。

作品として決してつまらないわけではないし、出来が悪いということもないのだが、読んでよかったと思える何かが無かったのでいまいちだった。
題名*
 コメントを一言で要約して題をつけて入力してください。 
中身*
 必ず日本語を入れてください(SPAM対策)。 
 コメントを書いてください。 
評価 *
 この事物に明確な評価を与えてください。現在のところ 最高(+50) 傑作(+30) まあまあ(+10) いまいち(-10) 駄作(-30) 最低(-50) の六段階評価となっています。0 つまり平凡だという評価を下すことはできませんが、省略することもできます。 


確認画面(プレビュー)があります

Copyright © manuke.com 2002-2018 All rights reserved.