3Dロボットアクション。ミッション遂行型で、報酬を得てロボットを強化できる。人気シリーズ。

プレイステーション初期に発売され、プレステ2発売後には同ジャンルのガングリフォンと共に目玉となるほどの人気があったそうだ。

今回取り上げるのはシリーズ初代だ。廉価版が出ているので買ってやってみた。

ちょっとがんばったフリーソフトウェアのゲームみたいだなと思った。画面は洗練されていないし、不親切なところが多いが、ゲームとしてはよく遊べるという感じ。

やりこんでいくと自機を手足のように動かせるのが楽しい。操作感がいいので、ゲームに奥行きがある。

ミッションの内容はよく考えられている。テロリスト撃破とか、救出や護衛なんかがある。作戦地域も市街地から廃坑や基地と色々ある。ミッションに応じてパーツを交換していくと有利に戦えるところもすばらしい。

実のところ私はまだ数ステージぐらいしかプレイしていない。面白いゲームだとは思ったが、アクションゲームはそれほど好きなほうでもないし、割とシビアなところが億劫になってしまった。もっと若い頃にやっていれば、ちゃんと全部クリアしたと思う。

さてこの古いゲームをいまやる価値があったのかどうかということだが、他にもっといいゲームはあると思うので、あえてやる必要はないと思う。ゲームの内容上、ハードが進化するたびに似たようなゲームが出るわけで、プレステというハードに限定すればこのゲームはすばらしい完成度を誇っていたが、次世代機やPCの最新ゲームと比べると見劣りしてしまう。

ただ、ミッションの内容がシリーズを通じて一番完成度が高かったとの声を聞いたので、そこを見てみたいのであればやってみると良いのかもしれない。

単純だが奥の深いゲームなので、間口を広くすることに注力してほしい。多分シリーズ最近の作ではある程度そうなっているのだと思う。